平成の「ことば」(2)的どうも「ことば」の変化も時代の変化とともに加速度的に速まってきているようである。平成も早いものでもう10年になる。かつて「若者の」「現代の」と言った意味合いで「平成の常識」などと書いては見たものの、既に「平成」の中でも「時代」の波は変わりつつある。かつて「若者ことば」の代表であった「トカ族」や「問い掛け族」に代わって「テキ族」が増えてきたようである。 「おたくどうする?」 「僕的にはね、やっぱりイタメシですかね」 「じゃ、今日は付き合うっか..」
「的」というのは本来「日本的」とか「社会的」など、「〜らしい」あるいは「〜としての」と言った意味を表す接尾語である。 |
鈴木 宏昌 (dangan@ppp.bekkoame.or.jp)
Hiromasa Suzuki, MD