医学部医学科 教育目標

教育目標

1. よき医師として、将来の医学・医療の様々な領域に共通して必要な専門的知識・技術、および態度・習慣を修得し、生涯にわたる学習の素地を身につける。
2. 自ら問題を的確にとらえて解決する能力と創造性を身につけ、医学および関連諸科学の進歩や社会情勢の変化に適応できる基盤を培う。
3. 医療を自然科学のみならず、その背景にある精神的・社会的問題を関係づけて考えることのできる総合的視野と判断力および人間性を身につける。

カリキュラム概要

[1学年] 細胞分子生物学とともに医師として必要な倫理観や死生観を学ぶほか、医療人としてのコミュニケーション能力も体験する。
[2学年] 基礎医学科目を通してヒトの正常な形態・機能を学び、生命の営みがこれらの連携のうえに成り立っていることを理解する。
[3学年] 臨床医学のあらゆる領域の基本となる内科学・外科学を統合した臓器別統合講義が始まる。
[4学年] 3年次からの統合講義と他の臨床各科目を学ぶ。また症候の鑑別を行う診断学・診断学実習・症例演習を行う。
[5学年] 1年間の臨床実習を通して医学的知識・技能を習得し、コミュニケーションスキルを向上させる。
[6学年] クラークシップ制参加型臨床実習で、良き臨床医として持つべき基本的技能を習得し、卒業試験、国家試験に向けて、学力の仕上げを総合講義を通して養う。