• 帝京大学ちば総合医療センター
    〒299-0111 千葉県市原市姉崎3426-3
    TEL:0436-62-1211(代表)
  • 〜 今月のコラム 〜
  • 第51号(2010年8月発行)
  • ■井上雄元先生・志村壽彦先生院内講演会の様子 ■シリーズ私の診察室:地域医療連携医療機関の紹介
    ■ディズニーランドでリフレッシュしてきました! ■教えてドクター:肺がんに負けないために
    ■体重測定は健康のバロメーター! ■シリーズ安全管理:
    MRI(磁気共鳴画像)検査を安全に受けていただくために!
    ■永年勤続 ■デジタルカメラ雑学講座
    ■シリーズ食品事情:食べ物のあれこれ ■講演会開催のお知らせ
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  • 井上雄元先生・志村壽彦先生院内講演会の様子
     去る6月8日に日本医師会理事・千葉県医師会副会長であり当センター臨床客員教授である井上雄元先生と市原医師会会長であり当センター臨床客員教授である志村壽彦先生を招き、院内講演会を開催致しました。
     井上先生には「日本医師会の現状について」というテーマで講演していただき、現在の医師会での検討事項などを例にあげ、これから取り組むべき問題をわかりやすく解説していただきました。
     また、志村先生からは市原市の診療体制において当センターの現状と症例発表の講演をしていただきました。市原医師会会長としての視点で捉えた当センターの診療実績の紹介と講師としての症例発表という志村先生の2つの顔が拝見でき、症例発表では、医学部学生や研修医を含め多くの参加者が勉強になる講演内容でした。
     今回の講演会には多くの職員が参加し、貴重な意見を聞くことができ、今後の診療に役立つ良い講演会でした。
     当センターでは、一般の方を対象とした医療に関する講演会を企画しておりますので是非ご参加ください。
    井上雄元先生志村壽彦先生
    井上雄元先生志村壽彦先生
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  • シリーズ私の診察室:地域医療連携医療機関の紹介〔フランス風〕
     帝京のすぐ近くに開業しましたが。「小さくて貧相で、見つけるのに苦労した」と酷評されました。パリ郊外のプチホテルに似せて設計してもらいました。フランスの香りが漂っていると思うのですが……。

    〔エレベーター無し〕
     床面積の関係でレントゲン室を二階に作りました。肺炎が疑われる老人は私が背負って上がらなくてはなりません。年々、動悸、息切れ、めまいがしてつらくなってきました。

    〔昭和の診療〕
     二階には検査室もあります。メランジュール、血球計算盤、ザーリ血色素計など備え使用しております。昭和の診療技術茂久田診療所院長 茂久田先生の保存につとめております。

    〔Cコード〕
     医者に行くと緊張して血圧が上がります。ウクレレの音色は心を癒します。Cコードが良いようです。Cコードの多い「ふるさと」「ゴンドラの唄」を弾きますと、半数の患者さんで血圧が下がります。でも変人医者と思われそうなので最近やめました。

    〜茂久田先生は、平成16年3月まで当センターで診察をされており、とてもユニークな先生で有名でした。〜

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  • ディズニーランドでリフレッシュしてきました! 当センター看護部では、看護職員相互の親睦と気分転換を目的に、毎年イベントを企画しております。
     第1回は6月29日(火曜日)帝京大学の創立記念日を利用して、「平日の東京ディズニーランドでリフレッシュ」を実施いたしました。この企画は、職員からのかねてから希望の高かった場所です。そこで、今回初めて企画したイベントとなりました。
     梅雨時でしたが、天候にも恵まれ、41名の職員が参加しました。平日であったことから、人気のアトラクションも待ち時間は10分〜30分程度の時間で入場でき、思う存分、楽しむことができました。久しぶりにディズニーの世界を体験ディズニーランドでリフレッシュしてきました!し、大勢のキャラクターが登場する「ジュビレーションパレード」も長時間待つことなく、間近で鑑賞することができました。
     いつもは、子供と一緒の家族サービスですが、「今日は童心に返って一人で楽しんでしまいました。」と言う参加者の声も聞かれました。日頃、忙しさに追われる毎日ですが、元気な笑顔で患者さんに接することができる為の、リフレッシュの機会になったと思われます。
     これからも、職員の親睦とリフレッシュの為の企画を充実させていきたいと思っています。
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  • 教えてドクター:肺がんに負けないために 日本で肺がんによる死亡者数は男女共に年々増加傾向にあり、現在年間6万人以上が亡くなっています(男性>女性)。さらに日本人のがん死亡原因の第一位となっていて、今後ますます増加していくと考えられています。はっきりしている原因としては喫煙や石綿(アスベスト)の吸入があります。
     現在、残念ながら肺がんの治療成績は満足できるものではなく、良い成績は得られていません。
     肺がんは進行や転移の早さから小細胞肺がんと非小細胞肺がんに大きく別れます。症状としては、肺がんが肺の中でどこに発生するかによって異なりますが、咳、痰、呼吸困難、血痰、胸痛、食欲不振、全身倦怠感、嗄声(声かれ)などの多彩な症状を呈しますし、ときには無症状で発見されることも多くあります。高齢の患者さんが多いことから治療の目標は@生活の質の保持、A生存期間の延長をはかることにあり、臨床病期(肺がんの進み具合)、全身状態、臓器機能(他の部位が元気か)、合併症(他の病気の有無)を考えて治療方針が決定されます。治療は手術、化学療法(抗癌剤の点滴)、放射線療法が基本となりますが、最近では集学的治療といって手術後に放射線、化学療法後に手術、手術後に化学療法、化学療法後に放射線などの組み合わせによる治療成績の向上もみられています。
    教えてドクター:肺がんに負けないために また、その他に肺がんの組織の検討で、遺伝子の変異を確認して癌に効果のあると思われる分子標的治療薬(有名なのはイレッサ )が使用されたり、免疫療法(癌ワクチン療法)の臨床試験が行われており、期待がもたれます。肺がんの治療はいかに早期に発見して治療を開始するかが重要なため、従来のレントゲン健診の他にCTによる健診なども盛んになってきており、小さな肺がんも発見可能になってきております。
     高齢者の呼吸器症状などをみた場合には早期に医療機関を受診することをお勧めいたします。
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  • 体重測定は健康のバロメーター!
     当センターには、入院患者さんの栄養状態を改善するために集まった「栄養サポートチーム」があります。これは、栄養管理の専門資格を持っている医師・看護師・管理栄養士、他にもリハビリ・薬剤師・事務部門・検査部門などの多職種から構成されています。毎週月曜日にはメンバーが集まり活発な意見交換を行い栄養状態を改善する為に活動しています。
     栄養状態の指標として、体重測定はとても重要です。急激な体重の変化は、体に何か起こっていることのサインです。また、定期的な体重測定は健康管理にも重要な役割を果たしています。
     入院中の患者さんは、自分で体重を測ることができる方々ばかりではありません。体が起こせない、立ち上がることできないなど、様々です。今回栄養サポートチームでは、ストレッチャー型の体重計を購入しました。(写真1)これはストレッチャーに乗るだけで、安全に体重を測ることができます。
     他にも、車椅子に乗ったまま体重測定のできる体重計(写真2)も活用しています。
     当センターでは、患者さんの状態に合わせた測定器を使って体重測定を行い、栄養状態の改善につとめています。
    ストレッチャー型体重計車椅子型体重計
    写真1写真2
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  • シリーズ安全管理:MRI(磁気共鳴画像)検査を安全に受けていただくために! MRIは強力な磁石と特定の電磁波を使用して、体の様々な断面を画像化する検査です。現在のMRI装置の磁場の強さは0.2テスラ〜3テスラ(1テスラ=1万ガウス)が主流です。身の周りで比較すると家庭用の冷蔵庫の磁石は約100ガウス、肩こりのエレキバンは約800ガウス前後と言われていますので、非常に強力な磁石を使用していることがわかると思います。磁力や電波は目に見えないので注意を忘れがちです。
     検査室内では常に磁場が発生しているので金属類に対する注意を常に行わなければ、場合によっては生命に危険な事故が発生する恐れがあります。誤って磁性体の金属を持ち込んだ場合、強力な磁石に吸い寄せられますので大変危険です。また、電子レンジと同じ原理で電磁波による熱が金属に発生しますので、痛みや火傷等を起こす可能性があります。さらに、画質の低下や持ち込んだ電子機器及び装置の故障の原因にもなります。
    MRI装置 当センターでも1.5テスラの装置を使用していますので、検査を受ける方が安全に安心して検査できるように万全の準備をしています。まず、検査予約時に担当の医師から体内金属・医療機器挿入や閉所恐怖症の有無など、色々と問診させていただきます。また、検査室のスタッフも依頼された検査オーダの問診項目に目を通します。そして、検査当日には検査前準備時と検査室入室時と2回にわたり安全性の確認をおこなっています。胸部、腹部のX線写真が撮影されていれば、必ず体内金属の確認をしています。しつこいくらいの確認をおこないますが、ご理解とご協力をお願いします。  

    MRI検査を安全に受けていただく為に、今回は具体的な注意事項を以下に説明します。

    ◇検査が受けられない人
    @心臓ペースメーカ(ペーシング用リード線)挿入後の方
    A人工内耳を装着している方
    B神経刺激装置を装着している方

    ◇検査が受けられない場合がある人
    @人工心臓弁装着の方(手術をされた医療機関の医師に確認してください)
    A脳動脈瘤クリップ(近年の製品であればMR対応ですが、医師に確認してください)
    B外傷や手術で人工関節やクリップなどの金属が体内にある方
    C閉所恐怖症など狭いところが苦手な方
    ヘアピンによるアーチファクトD妊娠している方、妊娠の可能性のある方(医師に確認してください)
    E刺青、アートメイクを入れている方

    ◇検査前の準備(以下のものは外していただきます)
    @貴金属、磁気カード、携帯電話、時計、鍵、補聴器、メガネ、ネックレス、指輪、ヘアピン、入れ歯、カツラ、カイロ、金属のついた下着など。
    Aマスカラ等の化粧品には金属が含まれている場合があり、火傷の可能性もあります。
    Bコンタクトレンズにも金属が含まれているものがあります。(特にカラーコンタクト)

     上記のものを外し検査着に着替えていただきますが、着替えの困難な方は予め金属のついていない服装でご来院ください。  わからない事がありましたら、医師又はMRI検査室スタッフまでお問い合わせください。

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  • 永年勤続 1993年11月に先々代の病理部長であった長尾孝一先生のご厚意で入職し、今年で17年目になります。
     当初から施設は既にできあがっており、病院スタッフ全員が病院を年々発展させてきました。おかげで建物はやや老朽化していますが、この地域で変わることなく重要な役割を果たしています。
     しかし、開院20、25年と経つと人は入れ替わります。次々と定年あるいは諸事情より病院を去って行かれました。その間、人の移り変わりによる病院の変貌が遙かに大きかったように思います。
     私たちは、社会情勢を含めた種々の変化にも対応し地域ごとの医療を担わなければなりません。この10年間、社会的な永年勤続要求も制度も大きく変わりました。新臨床研修制度に代表されるように研修医が極端に減少するような事もあったのですが、それにしても人の入れ替わりは性急だったように思います。
     病院をつくるのは何といっても人です。病理部も現在は医師2名のみになっています。必然的にハイテク化し、分子生物学的診断の導入など新たな手法を備え対応しようとしていますが、病理医の不足は深刻です。
     当センターのこの先10年は、現在と今後新たに加わるメンバーがいかに成熟するかにかかっていると思います。何よりも腰を落ち着けて病院を発展させる人たちが必要なのだと思います。
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  • デジタルカメラ雑学講座 RAW(ロー)は、デジタル一眼レフカメラとごく一部の高級コンパクトデジカメが有する機能で、ハイエンドアマチュアやプロユーザー向けのファイル形式です。
     英和辞典ではRAWとは「料理していない」「(食べ物が)生の」などと訳されています。
    一般的にデジカメは撮像素子で捉えた画像を画像処理エンジンでホワイトバランスやコントラスト、カラーなどが処理されJPEGやTIFFとして保存されます。ところがRAW画像は、画像処理エンジンを介さない状態、つまり撮影したままの(生の)状態でメディアに保存されます。カメラ液晶でその画像を見ることができても、パソコンでRAW画像を見るためには、現像と呼ばれる処理をしてTIFFやJPEGなどの必要なファイル形式にしなければなりません。そのための現像ソフトが必要です。
     RAWには互換性がなく、拡張子もキャノンは「CRW」や「CR2」、ニコンは「NEF」、ソニーのα100は「ARW」など各社違います。Adobe Systemsでは2004年にDNG(Digital Negative)という互換性のあるRAWファイルフォーマットを提唱しましたが、未だ普及されず採用しているのはごく一部のデジカメだけのようです。そのためメーカーが独自に用意した現像ソフト(付属や別売)や多くの機種に対応したサードパーティ製の現像ソフトを購入しなければなりません。
    デジタルカメラ雑学講座 RAWデータは12bit〜16bitでJPEG(8bit)に比べて圧倒的にデータ量が多いので大容量の保存用メディアが必要になり、現像をストレスなく処理するにはスペックの高いパソコンが有利です。画像編集ソフトのAdobe PhotoshopではCS2から複数RAW画像の同時処理が可能になり、スピーディに処理ができるようになりました。
     このようにJPEGに比べて扱いにくいファイルですが、その魅力はなんと言っても高画質、高品質プラス作者の仕上げの自由度ということにつきると思います。特にクオリティの高い写真を求めるフォトグラファーにとっては有用なファイル形式です。
     デジタルカメラ雑学講座シリーズは今回で終了です。長い間ご愛読ありがとうございました。
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  • シリーズ食品事情:食べ物のあれこれ
     今回は、豚肉についての話しです。
     豚肉は、鶏肉、牛肉と並んで、よく食べられている食材の1つです。栄養価も高く、価格も比較的安く、人気の食材と言えます。最近では、「イベリコ豚」「東京X」などと呼ばれる銘柄豚も広く出回っています。値段はやや高めですが、おいしい豚肉として知られています。その豚肉ですが、本格的に日本に普及しはじめたのは、明治時代になってからのことです。豚肉消費量の多い国としては、中国、スペイン、ドイツ、デンマークなどが挙げられます。イスラム諸国などでは、宗教上の理由のため、食べられることが許されていない国もあります。
     栄養面での特徴は、糖質代謝に必要なビタミンB1が多いことです。中国では古くから、疲労回復に効果があるとされ、多く使われてきました。その他、ビタミンB12も多く含んでいることも特徴といえます。また、豚の脂身には、コレステロールを下げるとされている、オレイン酸やステアリン酸が含まれています。皮膚の健康に不可欠な、コラーゲンを多く含んでいることも、注目すべき点であります。食べ過ぎには、注意が必要ですが、美容と健康維持には、欠かせない食品の1つとも言えます。
    豚肉の主な部位と特徴
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  • 講演会開催のお知らせ−脳を守ろう市原
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