当センターの急性期病院としての役割と患者さまへのお願い
当センターは、救急告示病院、救命救急センター(三次救急)の指定を受けております。
救急車で搬送される方や、緊急入院、緊急手術などが必要な方が多数来院されます。
このような重症の患者さんを迅速に受け入れ、特に緊急の集中治療が必要な患者さんに症状が激しい時期の治療「急性期医療」を担っております。
このような患者さんを直ちに受け入れるため当センターは常に空きベッドを確保しなければなりません。
急性期医療が必要な方のベッドを確保するため以下の点にご理解・ご協力をお願いします。
- ◎入院の時点で担当医から入院治療計画書にもとづき、必要な入院期間が示されます。
継続して「急性期医療」が必要と認められる場合を除き、当院での入院期間は原則1ヶ月以内とさせていただいております。この期間を目途として退院となりますので予めご了承ください。
- ◎患者さんの病状に合わせて入院する病床を選択しております。つきましては、救急患者さん、重症患者さんの治療を優先するために転棟・転室(お部屋の移動)をしていただく場合があります。
- ◎当センターは、急性期の治療や手術が必要な患者さんを対象にしておりますが、状態が安定した時点でご自宅または地域の病院、施設などで療養を継続していただくことになります。
※症状が安定し、容態により「在宅医療」への移行、「療養病床」「回復期リハビリ病棟」などを有する病院に転院をお願いいたします。転院時には、できる限り患者さんの病状に沿った病院、医院をご紹介させていただきます。
「急性期医療」を必要とする患者さんをお断りすることなく、誰もが平等に安心して良い医療を受けられる急性期中核病院として地域医療に貢献して参ります。
何卒ご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
帝京大学ちば総合医療センター 病院長