帝京大学病院におけるクリティカルパスへの取り組み

11.ターゲット

 次に、今回、作成するパスの対象となる患者様を決定しました。

 パスの対象として必要な条件は、症例数がある程度多いことや、治療・経過にばらつきがないことなどです。そこで、今回、われわれは、緊急で行うPTCA治療を除いて、予定入院で行う待機的なPTCAを対象とすることとしました。なぜなら、待機PTCAは、年間約150件、しかもほとんどが4日で予定通り退院しており、ある程度マニュアルも出来上がっているからです。

 


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