帝京大学におけるクリティカルパスへの取り組み

14.全体が見えていないと

 実際の業務の流れが把握できていないと、自分がどこからどこまで責任を持ってみなくてはならないか、自分の果たすべき役割が何かが見えてきません。また、これまで自分が行ってきた業務を繰り返すだけでは、患者様に対しても責任が持てません。つまり、これまでのような縦割り業務では、サービス全体に対しても無責任になるだけでなく、他の職種や病棟との連絡調整がうまくいかないことにより、事故が発生する恐れもあるのです。

 したがって、かかわる者すべてが、一連の業務の流れについて、共通の理解を持つことが重要であるといえます。

 


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