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《観察ポイント》
(1)標本を縦にして肉眼で上下2つの突起を確認する。喉頭腔のほぼ中央に前後に走る上下2枚のヒダ(左右1対ずつの一方)の断面である。上の低い方が前庭ヒダ(室ヒダ)、下の高い方が声帯ヒダ(声門ヒダ)である。喉頭腔がこの2枚のヒダによって3つの部分−前庭ヒダの上部の喉頭前庭、2枚のヒダの間の喉頭室、声帯ヒダ下部の声門下腔−に分けられることを確認する。さらに対称となるヒダを想定して、左右のヒダの間の細隙、前庭裂(前庭ヒダの間)と声門裂(声帯ヒダの遊離縁声帯唇の間)を確かめる。なお、発声装置である声門は声門裂と両側の声帯唇(または声帯ヒダ)を一緒にした呼称である。



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