支持組織に戻る
TOPメニューに戻る
支持組織 - 骨組織

海綿質 (海綿骨)

手の指骨の末節骨  No.33 ( 標本箱 A )

 ・骨端の横断
 ・脱灰標本
 ・HE染色


《観察ポイント》

(1) 低倍で観察すると、骨膜(密線維性結合組織)とその内側の緻密質の輪で囲まれた髄腔(黄色骨髄を含む)がみえる。緻密質から髄腔内へ多数の骨小柱が伸び、分岐、吻合して3次元の網を形成し、全体として海綿状を呈している。 海綿質である。 全体の略図を描き下線の構造を指示する。
クリックすると拡大

(2) 倍率を上げて骨小柱を観察する。 骨小柱にはオステオン(ハヴァース管+ハヴァース層板)は認められない。 内基礎層板に続く数層の骨層板が小柱の長軸と平行に認められる。1骨小柱の高倍像を描き、骨細胞を指示する。

(3) 骨膜の膠原線維束が外基礎層板に入り込んでいるところ(シャーピー線維 − 貫通線維)をさがして描く。


〈その他〉

・骨膜の外側に腱の横断がみられる標本あり。
・シャーピー線維は、特に腱や靱帯の付着部に発達する。



海綿質(海綿骨)spongy bone 骨端epiphysis 骨小柱trabecula 骨膜periosteum 緻密質compact bone 髄腔bone cavity 黄色骨髄yellow bone marrow オステオンosteon シャーピー線維(貫通線維)Sharpey’s fiber (perforating fiber)


支持組織に戻る
TOPメニューに戻る
Copyright © by Department of Anatomy, Teikyo University School of Medicine. All Rights Reserved.