ここでは Form-to-Mail CGI の使い方を説明します。
Form-to-Mail は WWWページのフォームに入力された情報を電子メールで 受け取るための CGIプログラムです。FORMタグの ACTIONに指定するだけで、 簡単に利用できます。
ここではフォームから Form-to-Mail CGI を利用する方法のみを説明し、 フォームの作り方の一般論は省略します。
アンケートなどのフォームを作成したら、FORMタグの METHODオプションに POSTを、ACTIONオプションに/cgi-bin/formmailを、 それぞれ指定します(ただしフォームのあるサーバが http://www.med.teikyo-u.ac.jp である場合)。
<FORM METHOD="POST" ACTION="/cgi-bin/formmail">
またメールの受取人を指定するため、mailto という NAMEを指定した INPUTタグを追加します。この INPUTタグは HIDDENタイプにしておくと良いでしょう。
<INPUT TYPE="hidden" NAME="mailto" VALUE="morikawa@med.teikyo-u.ac.jp">VALUEオプションの値には自分のメールアドレスを指定します。 メールが外部に流出することを避けるため、メールアドレスは med.teikyo-u.ac.jpドメインでなければなりません。 あるいはドメイン名を省略する(上の例なら morikawaのみにする)ことも可能です。
基本的にはこれで準備は完了です。フォームを submitして メールが届くか確認してみて下さい。
メールの宛先 (mailto) や後述するデバッグオプション (debug)などのフォームデータは、 送信後の画面やメールで表示される必要のないものです。 このようなフォームデータは名前の前にignore:をつけることで 隠すことができます。
例:
<INPUT TYPE="hidden" NAME="ignore:mailto" VALUE=".....">
余計なスペースなどが入るとうまくいきませんので、気を付けて下さい。
NAME="debug" というフォームデータに適当な値が含まれていると、 デバッグ用のいくつかの機能が働きます。
メールで戻ってくるフォームデータは名前の ASCII順に並んでいます。 この順序が気に入らない方もいらっしゃると思いますが、 汎用の CGIなため仕方がありません。
それでも順序よく並べるには、名前の頭に 00, 01, ... などの番号をつけて ASCII順に並ぶのを利用します。たとえば
名: <INPUT NAME="01first-name" ... > 姓: <INPUT NAME="02family-name" ... > 年齢: <INPUT NAME="03age" ... >などとすれば、この順番でメールにも表示されます。
For UNIX users /
研コン室 /
相談員 森川
< morikawa@med.teikyo-u.ac.jp >