一般名:イトラコナゾール(itraconazole)
白癬菌感染症(水虫)に対して、先発品のSporal、ジェネリック品のItraconおよびItraについて二重盲験比較対象試験を実施した。
方法:54名のSporal群、61名のItracon群、18名のItra群につき、1回あたり200mg,1日2回、1週間経口投与し、その後12週間まで観察した。
結果:治癒率には各群で差がなかった。また重篤な副作用はいずれの群にも見られなかった。
結論:先発品のSporal、ジェネリック品のItraconおよびItraには有効性に差がなかった。
文献:Hoharitanon S, Chaichalotornkul J, Sindhupak W. A comparison of the efficacy between two itraconazole generic products and the innovative itraconazole in the treatment of tinea
pedis. J
Med Assoc
中木のコメント:各群の患者数が少ない。投与期間がさらに長くなった場合どうなるかについても知りたい。Itraconは本邦でも使用されている。