ブランド品の キサラタン と、ジェネリック品のLatoprostについて広隅角緑内障の患者の眼圧低下作用を比較した。

方法：30名の広隅角緑内障の患者を被験者とし、非盲験化交差試験を実施した。

結論：キサラタンのほうが眼圧低下作用が大きかった。結膜充血や他の有害作用については差がなかった。

 

文献：Narayanaswamy A, Neog A, Baskaran M, George R, Lingam V, Desai C and Rajadhyaksha V (2007) A randomized, crossover, open label pilot study to evaluate the efficacy and safety of Xalatan in comparison with generic Latanoprost (Latoprost) in subjects with primary open angle glaucoma or ocular hypertension. Indian J Ophthalmol 55:127-131.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=17322603&itool=pubmed_DocSum

 

 
中木のコメント：薬力学の比較をした貴重な研究であるが盲験化試験ではない点が欠点であり、さらにエビデンスを蓄積する必要がある。