診療の大まかな順序です。悩むことなく,先ず受診してください。多くの甲状腺腫瘍は手術をしないでよい経過をたどることができます。また、甲状腺の腫瘍で手術をすることになりましても大きな心配は要りません。その理由として、良性腫瘍では手術により完治します。また、悪性腫瘍(がん)でも甲状腺のがんは多くのがんの中でも予後の良い(たちがよい)がんの代表格です。ですから、がんだから転移、再発などということをすぐに考えないで下さい。
  さらに、当グループでは腫瘍が大きくない場合には「低侵襲性手術」を行っております。この手術方法は手術後の患者様の不快な訴えも極めて少なく、QOL(生活の質)の高い術式です。というわけで、心配することなく治療に取り組んでください。世の中が開け、明るくなります。

 

 

信頼関係
 

医師と患者様との信頼関係はすべてにおいて最も大事です。私達は格別,このことに気をつけ、お互いに深く信頼できるよう日常の業務を行っています。

 
 


触診
 

甲状腺の病気は触診で、ある程度のことは分かります。まずは、外来にいらしてください。採血では甲状腺ホルモン値などをみます。

 
 

 


超音波検査
 

超音波検査〔エコー〕は全く痛くなく,短時間で,放射線も浴びることない,素晴らしい検査法です。

 
 


細胞診
 

腫瘤が良性か、悪性かの診断に使います。首に注射針を刺しますが,注射より痛くないです。外来のその場でできます。

 
 

 


甲状腺ホルモン剤
 

たいていの方にはお薬を飲んでいただきますが,副作用も非常に少なくビタミン剤のように飲みやすい薬です。

 
 

 


安心
 

このように医療をお受けになれば病気のことを心配することはありません。安心して普段の生活が楽しめます。