+αに手を伸ばせる2年コース

佐野友美さん (MPH2年コース修了)

私は医師3年目に本大学院に入学し、2年間のコースに在籍しました。臨床も含め医師としてのキャリア選択を迷っていたこともあり、興味のあった国際協力や産業保健を中心に①幅広く公衆衛生を学べるところ、②自由に活動できるところ、③進路に関して考える時間の余裕がとれるところを考え、本大学院の2年コースを選択しました。幅広く実践的な講義内容や、現場への還元を常に求められる研究指導は非常に勉強になりました。本大学院の方針として、個々の自主性が強く尊重されています。その反面、卒業後を見据えた実践や経験をどう在学期間中に身につけていくのかは自分次第となります。必死にもがく中で徐々に2年目から国内外のプロジェクトや研究発表に参加できるようになり、卒業後は国際機関で働く機会を頂きました。
現在は産業保健系の研究所に所属し、国内外の現場に貢献できる実務家・研究家を目指し奮闘しているところです。キャリア模索や講義内容の実践・応用まで手を広げられる2年間のコースは非常に有意義なものでした。
ここで過ごした時間が皆様のキャリアの財産になりますようお祈りいたします。

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