- 正しいものはどれか。 2つ選べ。
【正解と解説】
- 浅達性II度熱傷(SDB:superficail dermal burn)とは、真皮の表層部(有棘層・基底層)に留まる損傷である
- 無痛性で羊皮紙様の熱傷創面は深達性II度熱傷(DDB:deep dermal burn)の特徴である
- 手掌法とは、患者の手掌部(手首から指全部)の面積を体表面積のほぼ1%として算定する方法である
- 深達性II度熱傷(DDB:deep dermal burn)では肥厚性瘢痕となることはない
- BAXTERの公式では、(熱傷面積%×体重×4 )ml を受傷後8時間に投与する
- 正しいものはどれか。 2つ選べ。
【正解と解説】
- 皮膚が炭化した熱傷をIV度熱傷と言う
- 皮膚は真皮と表皮よりなっている
- 真皮から上皮が再生することはない
- 熱傷とは表皮のみの損傷である
- III度熱傷は上皮化することがない.
- 正しいものはどれか。 2つ選べ。
【正解と解説】
- 熱傷面積が大きくても疼痛が軽度であれば軽症と言える
- 小児は成人に比べ体表面積のうち下肢の占める割合が小さい
- 熱傷のみでも熱傷面積が80%を越えると昏睡となる
- 入院を要する重症熱傷は70歳以上の高齢者に多い
- ヘモグロビン尿にはハプトグロビンの投与が有効である
- 正しいものはどれか。 2つ選べ。
【正解と解説】
- 気道熱傷では喉頭浮腫による上気道閉塞が起こる
- 熱傷の予後に年齢は大きく関与していない
- 熱傷ショック離脱期にはCVPは低下する
- 9の法則では、顔面は全身の4.5%と算定される
- 熱湯による熱傷ではIII度熱傷となることはない
- 正しいものはどれか。 2つ選べ。
【正解と解説】
- Lund & Browderの法則とは熱傷急性期の輸液量を算定する公式である
- 熱傷ショック期にはHypovolemic Shockとなり死亡することがある
- 9の法則では、頭部と四肢を除いた躯幹の面積は37%と算定される
- BURN INDEXとはIII度の熱傷面積とII度の熱傷面積の和である
- 広範囲熱傷では、熱傷ショック期を越えれば死亡することはない
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