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Sterol

LIPID_IDST0152

CHEM_NA(3β,22E)-ERGOSTA-5,7,22-TRIEN-3-OL

COMMON_NAERGOSTEROL,ERGOSTERIN,PROVITAMIN D2

MOL_FORMULAC28H44O

MOL_WT396

MELT_PT168゚C(ALCOHOL)(098)

BOIL_PTbp0.01 = 250゚C(098)

OPT_ROT[α]20/D=-135゚(C=1.2 in CHCl3),

[α]20/546=-171゚(CHCl3)(099)

REFRA_IND

DENSITY

SOLUBILITY加熱クロロホルム, ベンゼンに可溶。 メタノール,

エタノール, エーテル, 軽石油エーテルに少し溶ける。

水に不溶。 (050)

UV_SPECλMAX.nm(ε); 262(6940); 271(10000); 282(10600);

293(6060).λMIN.nm(ε); 230(1430); 263(6850);

275.5(8580); 289(5450); 317.5(35) (008)

IR_SPEC

NMR_SPEC

MS_SPEC

NOTE_SPECE 1%/1cm(λ.A); 36.1(2300); 175(2620); 173(2630);

253(2710); 217(2755); 268(2820);

138(2890); 158(2930); 0.8(3175) (046)

SOURCE麦角,酵母,クロレラ,カビ(100/101)

最も量の多いミコステロール(菌類ステロール)で,

細胞や菌子体膜の重要な構成 成分。

ある種の原生動物(トリパノソーマや土壌アメーバ),

原始的な維管束植物ヒカゲノカズラ類, LYCOPODIUM

COMPLANATUM)でも合成されている。

BIOL_ACTIV紫外線照射によって,エルゴカルシフェロール(ビタミン

D2)を形成する。従って,抗くる病活性を持つ。

NOTE紫外線照射によってエルゴステロールの5,7-ジエンス

テロール骨格は,9,10位間で開裂し,

プレエルゴカルシフェロール(プレビタミンD2)になる。

ついで熱依存性の異性化反応によってエルゴカルシフェ

ロールとなる。 ジギニンと分子化合物を形成する。

この反応は遊離ステロ

1998年7月17日292 / 486 ページ