Win95 を LAN接続する
画面スナップショットは相談員用の IBM Aptiva で撮ったものです。
細かい部分で各々の場合とは異なる場合があります。
必要なもの
- パソコン一式
- Windows 95 (インストール済)
- LAN インタフェースボード(接続、ドライバインストール済。Ethernet
(イーサネット)用のものを用意して下さい)
- 10Base-T の配線
- そのパソコンのホスト名と IPアドレス
10Base-T と ホスト名、IPアドレスについては
インターネット接続に関するページの最初を参照して下さい。ホスト名と
IPアドレスは研コン室で割り当てますので、申し出て下さい。以下の図ではそ
れぞれ「aptiva784」「202.253.111.44」となっています。
インタフェースボードは普通はパソコンとは別途に買わなくてはいけません
が、設定自体は非常に簡単です。
インタフェースボードのインストールについて
最近のインタフェースボードは普通 Plug and Play に対応しているので、ボー
ドあるいはパソコンの説明書を参考にボードを接続し、パソコンを立ちあげれ
ば自動的にインストール作業が始まります。ただしボードに付属のディスクか
らドライバを読み込む必要のある場合もあるので、説明書をよく見て下さい。
IRQ や割り込みアドレスなどの値は自動的に設定されます。
設定・接続の手順
1. 物理接続する
10Base-T のケーブルで、壁の10Base-Tのコンセントとボードを接続します。
パソコンの電源を入れて、ボードの LED(発光ダイオード)が点滅していれば
成功です。
LED は普通3つで、それぞれ動作中、受信、送信の意味をもっています。
Ethernet では普段からデータが流れてきていますので、動作中が点灯し、
受信が点滅していればよいわけです。
もし点滅していなければ、次の点をチェックしてみて下さい。
- ケーブルは正しくつながっているか。別のケーブルで試したらどうか。
- ボードは正しくささっているか。
- 上の二つが正常なら LAN 自体が停止していないか研コン室へ問い合わせ
てみて下さい。
2. プロトコルの設定
TCP/IP を利用するための設定を行ないます。
「コントロールパネル」の「ネットワーク」を選び、「ネットワークの設定」
の中の「現在のネットワーク構成」の中に
- ボードのドライバ(図では「NE2000 Compatible」)、と
- 「TCP/IP」
があることを確認します。ボードのドライバは個々のボードの説明書にした
がってあらかじめインストールしておいて下さい。「TCP/IP」が無い場合は、
「追加」を選んで、「プロトコル」の製造元「Microsoft」から「TCP/IP」を
選択します。
次に「TCP/IP」の「プロパティ」を設定します。
「DNS設定」
- ホスト名「(割り振られた名前です)」、ドメイン
「med.teikyo-u.ac.jp」を設定し、DNSサーバの検索順に「202.253.111.1」を
追加します。
「ゲートウェイ」
- 「202.253.111.254」を追加します。
「WINS設定」
- 「WINSの解決をしない」を選びます。
「IPアドレス」
- 「IPアドレスを指定」を選び、IPアドレス「202.253.111.n」(nは割り振
られた値です)、サブネットマスク「255.255.255.0」を入力します。
「バインド」と「詳細設定」はそのままで結構です。
終ったら「OK」を押して戻ります。「ネットワーク」も閉じると、パソコンを
再起動するよう指示されるので、再起動します。
以上で設定は終りです。再起動が済んだら、あとはインターネットを利用する
アプリケーションが使えるようになっているはずです。Internet Explorer な
どで試してみて下さい。
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last modified:
07/22/96 ; 20:05:02 (JST)
Win95 を LAN へ接続 /
医学部 研コン室 /
月曜相談員 森川
< morikawa@med.teikyo-u.ac.jp >