原発性副甲状腺機能亢進症その4 さて、皆様が関心をもたれている手術の方法についてご説明いたします。 |
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しかし,私達のグループは、「小切開副甲状腺切除術」と「内視鏡下副甲状腺切除術」という画期的な手術方法を開発し,これを多くの患者様に行い、日本国内、諸外国で良い評判をえております。 特に、「小切開副甲状腺切除術」は首の約2cmの傷から副甲状腺を切除するものです。この術式は切開創が短いばかりでなく、皮下や筋肉などの組織もできるだけ切離しない方式ですので、患者様に優しい、愛護的な手術です。よって、手術後の不愉快な症状は非常に少なく、早期退院が可能です。 |
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![]() 小切開法による2cmの傷 |
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しかし、この小切開副甲状腺切除術を行うには、つぎの技術が必要となります。 一方、「内視鏡下手術」には2種類あります。1つ目は脇の下(腋窩)から行うものです。 |
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![]() 脇の下(腋窩)からのアプローチ |
![]() 前胸部からのアプローチ |
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