カリキュラム概要

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1、2年

3、4年

5、6年

36週間のBSLに入る。

内科は消化器系、循環器系、呼吸器系とその他の総合内科

にわかれる。リハビリは整形外科の中で取り扱う。

小児科では小児外科・NICUを含めて実習し、脳外科・神経

内科・精神神経科は3科の統合カリキュラムにより実習を

行う。皮膚科、放射線科、整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器

科は3病院で実習を行う。初期医療(外来、時間外診療など)

のプライマリ・ケア実習の中に地域医療実習が含まれ、ちば

総合医療センター、溝口病院の病院単位と本院(板橋)の

ERにおいても行われる。形成外科、歯科口腔外科、病理で1週間の実習が組まれている。

学年末に、総合試験と客観的臨床能力試験(OSCE)が行われる。

社会医学としての衛生学公衆衛生学実習は、2週間にわたって行われる。少人数グループ

に分かれ、衛生学・公衆衛生学の各分野のテーマに関連した模擬ケースを用いシミュレーション・

スタディを行う。

知識の再確認のため、BSLの空き時間を利用して補講を組み入れている。過去の国家試験問題

を自学習して発表する形式で行われる特別BSL講義が毎週2回行われる。

4週間のクラークシップ制による選択制臨床実習が行われ

る。学生1名に指導医が1名つき、患者面接・診察・採血・

検査・病歴記載を許容範囲で実際に行い、臨床医の

最も基本的な技能・態度を修得する。ケンブリッジ大学や

ハーバード大学の関連病院での学外実習が希望者に試み

られている。(選抜は4〜5学年で行う)

BSCおよび総合講義基本コース終了後に国家試験の過去

問題による卒業プレテストを行う。卒業判定の一資料

とする。

総合講義が領域別に行われる。 知識のまとめと体系化、補強と問題解決能力の増進を

目的とする。関連テーマの内容により基礎系の講義も含まれる。

8月から医師国家試験と同じ形式による総合試験(卒業試験)が始まる。第1回は、土台と なる

内科系(神経内科を含む)、外科系(脳神経外科を含む)、救急医学(プライマリ・ケアを含む)で、

第2回は小児科、産婦人科、衛生学公衆衛生学及びその他の科目を、第3回は基礎医学を

加味した臨床医学の全領域と社会医学について行われる。

6年生全員を1〜2名のグループに分け、学生が選んだチューターが約1年間、各人の知識の補充

勉強方法の修正などを行う。