【 体格・体重の異常】 体格とは主に身体の大きさの表現で、大・中・小などと表現される。体格の異常には、身長の異常と体重の異常がある。同じ体格であっても人種、民族、環境、時代によって意味が異なる。一般に、その民族、その人種の標準的な体格と比較し、3σ以上の偏位を異常としている。 体格の異常をきたす疾患体格に異常をきたす代表的な疾患は大別すると、ホルモンの異常(分泌・認識の異常)、骨発育の異常、遺伝的の異常(代謝・合成の異常)に分けられる。
救急医療で重要なのは、
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1. 身長発育の異常
「目のつけどころ」 救急医療では、太字の項目に特に注意を要する。
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2. 身長・体重のバランスの異常
いわゆる「肥満」と「やせ」である。標準体重から20%以上偏位しているものが異常と見なされる。
「目のつけどころ」 救急医療では、太字の項目に特に注意を要する。
「目のつけどころ」 救急医療では、太字の項目に特に注意を要する。
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参考文献 1. 内科診断学, 吉利 和, 鈴木 秀郎, 宮下 英夫, 山根 至ニ 編著, 改訂7版, 金芳堂, 京都, 1996. pp36-38, pp213-223. 2. 主要症候のチャート式診断. 名尾 良憲 編著. 金芳堂, 京都, 1991. pp43-58
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