がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 都市型がん医療連携を担う人材の実践的教育

センター長挨拶

センター長挨拶

板橋キャンパスシミュレーション教育委員会
委員長  秋山 暢

 帝京大学シミュレーション教育センターのホームページ開設にあたり、御挨拶申し上げます。



 帝京大学シミュレーション教育センターは、医学部、医療技術学部、薬学部、医学部附属病院、高等看護学院の五部門の共同利用施設として設置され、これら五部門の教職員で構成されるシミュレーション教育委員会によって管理、運営されております。



 シミュレーションというと、手技の修得や救命救急処置のアルゴリズムの修得を目的とするタスク・トレーニングを思い浮かべる方が多いと思いますが、シナリオを上手く作成することによりチームダイナミクスやリーダーシップといった講義室では学べない医療人として身につけるべきノンテクニカル・コアスキルの修得も可能です。



 医療の高度化や患者意識の高まりなどにより、シミュレーション教育の重要性が高まっております。また、多職種で構成されるチーム医療の推進が社会のニーズともなっております。近年のシミュレーション教育は、タスク・トレーニングからテクニカルスキルを前提としたノンテクニカル・スキルの修得に重心が移動してきており、当センターでも多職種連携教育の強化を目指し、ノン・テクニカルスキルの修得を目的としたシナリオ基盤型シミュレーション教育を推進するため、シナリオ作成、ファシリテーションやデブリーフィングといったシミュレーション教育技法に関する講習会を企画しています。



 当センターは、シミュレーション機器や実習環境の整備、シミュレーション教育の普及・推進、シミュレーション教育を活用した社会貢献を三本柱として活動を展開して参ります。当センターが、学生、教員、病院職員の皆さんのスキルアップの一助となりますよう努力を重ねて参る所存でございます。

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