がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 都市型がん医療連携を担う人材の実践的教育

主要シミュレーター紹介

レサシアン シミュレータ SimPad版

レサシアン シミュレータ SimPad版

 レサシアンシミュレーターでは、Quality CPR(質の高い胸骨圧迫と人工呼吸)を重視したシミュレーショントレーニングが可能で、スキル評価を含めた蘇生シミュレーショントレーニングをデザインすることもできます。 バッグバルブマスクや各種デバイスを用いた気道確保、除細動・経皮ペーシング等の蘇生関連処置以外にも、呼吸・循環を含めたバイタルサインの評価の訓練が可能です。

 SimPadの機能「CPRライブビュー」で、シミュレーション中のCPR手技の良否をリアルタイム表示することが可能で、更にデータは自動記録され、ログビューアで詳細な事後評価を行うことができます。ログの簡易表示画面では全体評価として特に重要な改善点を表示します。また詳細表示画面では下記のデータを確認できます。

CPRサマリーのデータ
- セッション合計時間
- 実施したサイクル数
- 平均圧迫中断時間(秒)と全体での圧迫実施率(%)
- 適切な手の位置で圧迫できた割合(%)
圧迫の解析データ
- 合計実施回数
- 圧迫の平均深さ(mm)
- 十分な深さで圧迫できた割合(%)
- 十分に圧迫解除できた割合(%)
- 適切なテンポで圧迫できた割合(%)
- セッション全体での平均圧迫テンポ(回/分)
換気の解析データ
- 合計実施回数
- 平均換気量(ml)
- 換気量が過剰だった割合(%)
- 換気量が適切だった割合(%)
- 換気量が不十分だった割合(%)
全体のCPR波形
- 一覧表示と詳細表示を切り替え可能

Sim Padは、可搬性に優れ、レサシアンシミュレーターは完全ワイヤレス構造です。SimPadを使って全ての操作が可能で、更に患者モニターを利用すれば、様々なバイタルサインを再現できます。
また、CPRスキル評価用ソフトウェア「ワイヤレス スキルレポータ」も標準で付属しており、CPR評価をリアルタイムで表示できる他、評価結果を保存し、比較することが可能です。

患者モニターでは、下記の項目を再現できます。
・心電図(3誘導および12誘導)、心拍数
・SpO2および脈波、脈拍数
・血圧(観血および非観血)
・呼吸数
・EtCO2およびカプノグラム
・体温

SimPadシステムとの融合
SimPadは、直感的操作が可能なタッチスクリーン、簡便なシナリオ操作・ログ閲覧機能を備えたSimPadで、学習環境の新たな世界を開きます。また高い可搬性を備えているため、場所を選ばず直ちにトレーニングを行うことが可能です。SimPadは、セッションの進行に応じてインストラクターが自由に状態を変化させることができる「マニュアルモード」と、受講者が行ったアクションを入力していくだけで自動的にシナリオが進行する「オートモード」を、目的に応じて使い分けることができます。

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