【気道熱傷と予後】
気道熱傷の有無が生命予後に大きくかかわっていることは「年齢と予後」のグラフをみても分る通りである。「東京都救急熱傷治療システムの統計」でも、気道熱傷のあったものの死亡率が気道熱傷のなかったものより遥かに高いのが分る。 このように気道熱傷が予後を悪くしている理由は「熱傷の死因」に示したような病態を伴うからである。気道熱傷についての詳しい内容はまた[Studen Page 5-41]で学ぶ。
|
[ REFERENCES ]
最新の熱傷臨床ーその理論と実際ー. 平山峻,島崎 修次編. 克誠堂出版株式会社,東京,p.15,1994.