お知らせ
2024. 9.10 トップページ更新しました。
2024. 2.26 第159回帝京大学眼科研究会の演題決定しました。
2023. 10. 6 第158回帝京大学眼科研究会 ご参加ありがとうございました。
2023. 8.29 研究会の演題決定しました。
2023. 5.16 トップページ更新しました。
2023. 4. 1 主任教授に井上裕治先生が就任いたしました。
ご挨拶

主任教授 井上裕治
帝京大学医学部眼科学講座は昭和46年の帝京大学医学部創設時に開設され、50年余の歴史があります。この間、研究マインドを持った優秀な眼科臨床医を育成することを目標に努力し、数多くの眼科医を育てて参りました。この間における眼科学の進歩は著しく、診断や治療に関して目覚ましい進歩がみられています。その進歩は比較的早めに情報に接する機会が多い大学病院に在籍する我々にとっても驚異的なものです。このような眼科各分野の急速な進歩のなかで、眼科医として活動していくためには、眼科研修初期の5年、10年においてどのような教育を受けたかが極めて重要になります。
眼科という科は、他の科との共通する領域は少なく、眼球あるいはその周辺組織の疾患すべてをある程度のレベルで扱うことが必要となります。一線の眼科医であろうと思えば、研修初期はもちろんのこと、それ以降一生涯に渡って眼科領域全ての最新の知識および可能な限りの最新の技術を身につけていかなければならないと考えています。当教室では眼科各分野の専門性を尊重し、それぞれのエキスパートを配置して診療および教育を行うとともに、眼科の全ての分野に対応できるような眼科一般の知識を医局員に対して要求しており、優秀な眼科医を育成することを第1目標としております。
また、眼科医として活動していく中でさまざまな疑問や問題に出合うことになると思います。それらを解決するためには臨床的な研究や、基礎的な研究も必要になります。それらの研究から新しいアイデアなどが生まれてくることになると思われます。これらの研究に関しても積極的に取り組んでいっておりますので、ただ単に、症例を見ているというのではなく、症例から学んだことをもとに研究面でのフィードバックなどが可能な環境となっています。
初期研修を修了した後に、新たな専門医制度での眼科研修が開始されます。現在東京都ではシーリングが行われておりますが、毎年数人の後期研修医を迎えています。研修期間は4年間ですが、最初の2年間のうち1年間は帝京大学で研修を行います。また、1年以上手術症例を含む臨床症例が豊富な他の病院で研修を行います。比較的早く一人前の眼科医に育て上げています。帝京大学では後期研修医を毎年募集していますので、興味のある方はお問い合わせください。
最後に、病院棟は2009年4月に新棟に移り建物は2代目となり、10年以上経ちましたがきれいな建物で診療が行われ、その隣の2012年に完成した研究棟で、基礎研究などを行っております。