内分泌外科〔甲状腺,副甲状腺,副腎〕の最近の進歩と私達のグループで行っている診療について説明いたします。

 最近の進歩につきましては「慶應医学」をクリックしていただき,詳細をお読みください。私達のグループは真心をモットーに、最新の診断技術,診断知識を駆使し,最善かつ最良の治療を行うように心がけております。
私達の優れた超音波検査技術・細胞診の解読,的確な手術手技は内外から高い評価をいただいております。臨床はまずそこにある最も基本的な日常的な事柄から,世界の一級レベルと評される事柄まで、満遍なく行う必要があります。医師にとっては日常の繰り返しの医療行為であっても,患者さんにとっては一生一回の大きな出来事であると思います。

 このような理念に立ち,現在最新で最も優れた技術であると評価されているいくつかの事柄についてご紹介させていただきます。

 

1) 低侵襲性甲状腺・副甲状腺手術
1. 頸部小切開甲状腺・副甲状腺手術
2. 内視鏡下甲状腺・副甲状腺手術〔腋窩,前胸部アプローチ〕

2) 合理的で確実な低侵襲性副甲状腺手術
1. MIBIガイド下副甲状腺手術
2. 術中迅速PTHを指標にした副甲状腺手術

3〕腹腔鏡下副腎摘出術