甲状腺の腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)に分けられます。幸いなことに良性の方がはるかに多く見られます。良性の患者様の多くは手術をしないで経過を見ていくようにしています。しかし、もしも悪性と診断されてもがっかりしないで下さい。甲状腺がんの多くは「たちのいいがん」であり、きちんとした手術を受ければ進行していなければ治すことができるものが大部分です。これが甲状腺の悪性腫瘍(がん)の特徴ですので、悪性(がん)だといわれても、他のがんのように再発や命に影響を及ぼすことを真っ先に考えることなく、希望と勇気をもって治療に立ち向かってください。

ここに甲状腺の腫瘍を良性と悪性に分けます。

良性腫瘍

悪性腫瘍