WINDOWS95でダイアルアップIP接続を設定する
このページをご覧の方はすでにインターネットに接続されているわけですので、必要ないかも知れません.他の人に「インターネットに接続するにはどうしたらよいか」を説明するのには役立てて下さい.
(画像は縮小版で、より詳細な画面が見たければ画像の上をクリックして下さい)
- Microsoft 「Plus!」をインストールする
WINDOWS 95でインターネットを利用するもっとも簡単な方法はMicrosoft「Plus!」をインストールすることです.「Plus!」のCD-ROMをドライブに挿入するとこのセットアップ画面が出ます.「Plus! のセットアップ」をクリックし、「インターネットジャンプスタート」をチェックしてインストールしますとインターネットに接続するのに必要な機能がすべてインストールされます.
- 「ダイアルアップIP接続」に必要な情報
ダイアルアップIP接続をする上で知らなければならない情報は次の4つだけです.プロバイダーに加入するときに必ず確かめて下さい.
- プロバイダーの電話番号(アクセスポイント)
プロバイダーにかける電話番号をaccess pointと言います.多きなプロバイダーは全国に幾つものaccess pointを持っています.接続したときの通話料金はaccess pointが市内であれば市内通話の料金しかかかりませんが、遠くなると通話料金が高くなります.できるだけ自分の住んでいる市内にaccess pointを持ったプロバイダーを選びます.最近、IBMなど全国どこからかけても(通話料+接続料)が一定(10円/分)と言ったサービスもあります.
- 登録したユーザー名とPassword
プロバイダーと契約すると、ユーザー名、あるいはユーザーID(User ID)とPasswordを決めます.User ID(User名)は大体自己申告で決めるところが多いですが、プロバイダーから指定されることもあります.通常半角のアルファベットと数字が使え、他の人からも分りやすいように自分の名前の一部やニックネームを付ける人が多いようです.
一方、Passwordは多くの場合プロバイダーから最初指定されることが多いようです.Passwordは他人に知られては困るので、通常入会後に自分で変更します.初めてaccess するときには最初に決まられたPasswordが必要なので、忘れないようにしないとつなぐことができません.
- プロバイダーのDNSのIP address
DNSとはDomain Name Serverのことで、Internetでは世界中に接続されているコンピューターの名前をIP addressで識別していますが、数字の羅列なので人間が覚えやすいようにIP addressに文字を対応させた住所録(URL)で指定します.この住所録を管理しているサーバーがDNSで、まずはここに接続しないとURLを理解してもらえません.したがって、DNSを指定するにはURLではなくてIP address(数字の羅列)が必要です.IP addressは、4つの数字を「.(ピリオド)」で区切ったものです.[例えば、"202.51.103.65"と言った具合です]同時に、DNSのURLを入力しなければならないソフトウェアもあります(AppleのMacTCPのように).
- 自分のe-mail addressとプロバイダーのメイルサーバーのURL
プロバイダーに入ると、e-mail addressも決めます.通常次のような形となります.
(User ID)@(メイルボックスのURL)
dangan@ppp.bekkoame.or.jp
つまり、(dangan)がUser IDで、(ppp.bekkoame.or.jp)は私書箱のある棚の(URL)ようなものです.メールサーバーとは郵便局そのもので、郵便局も別のURLを持っています.
- 「インターネットセットアップウィザード」によるインストール
まず、WINDOWS 95を再起動したら「スタート」メニュー(通常画面の左下)を選び、プルダウン(プルアップかな)メニューの中の「プログラム」にマウスでポインターを合わせると、右に新たなプルダウンメニューが出てく.その中の「アクセサリー」にポインターを合わせると「インターネットツール」の中に「インターネットセットアップウィザード」と言う項目があるので、そこでマウスをクリックして選びます.
ウィザードとは、いろいろな設定しなければならない項目を、分りやすいように順番に聞いてきて、完成すると選定を記録してくれる仕組みです.大まかに、選定の順は次のようになります.
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