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病棟紹介

集中治療センター(ICU)

病棟の特徴

内科・外科に関わらず多岐にわたる診療科の重症患者に対し、術後管理を含む集中治療と看護の提供を行っています。多くの処置、検査の介助ができ、幅広い知識や技術を習得できます。術後管理や人工呼吸器管理、持続透析などの治療を要する重症度の高い患者さんが多く入室する病棟です。看護体制は2:1で患者さんにじっくり関わることができます。多職種と協働しながら質の高い医療・看護が提供できるよう日々取り組んでいます。

 

救命救急センター(LEC)

病棟の特徴

救急医療を必要とする全ての重症患者に対応するため、三次救急として24時間体制で患者の受け入れを行い、患者の安全・安楽を守るために多職種連携を行っています。治療だけでなく、突然予期せぬ出来事に直面し、困難を抱える患者家族の心に寄り添い、支援するためにチームで日々取り組んでいます。

 

身につけられる看護

急性期看護を身につけることができます。BLS(一次救命処置)やACLS(二次救命処置)、緊急の血管内治療・外傷に関してなどの専門知識・技術の習得のため、積極的に学びスキルアップを目指して関わっています。

 

メッセージ

「誰かの大切なひと」の心に寄り添える看護をめざしています。患者さん・ご家族の笑顔のために「私たちに今できること」を日々考えながら業務にあたっています。 あらゆる診療科の重症な患者さんを看るため、勉強しなくてはならないことも多く緊張の毎日ですが、やりがいと活気にあふれています。

 

5A病棟(産科・婦人科)

病棟の特徴

産科では、様々な合併症妊娠やハイリスク妊娠にも対応しており、助産師も共に携わることで極め細やかな看護を行っています。外来では産前ケアや指導はもちろん、産後ケアとしても助産師や栄養部による授乳や育児相談、個別栄養指導なども行っています。 婦人科では、不妊症や更年期、子宮脱などの女性特有の疾患や良性腫瘍、悪性腫瘍の治療を行っています。出産だけでなく、周術期や終末期の患者看護など幅広い看護提供を行っています。

 

メッセージ

保健師、助産師、看護師が、みんなで協力してよりよい看護が提供できるように、日々努力しています。生命の誕生から終末期まで、さまざまな看護があり、笑顔の時ばかりではありませんが患者さんのベストな看護を行うことを目標にみんなで頑張っています。

 

5B病棟(小児科・内分泌内科)

病棟の特徴

新生児から15歳までの小児と、主に糖尿病などの内分泌疾患を抱える成人患者が入院する混合病棟です。小児科では、外科的処置を必要とする患児以外にも呼吸器、消化器、感染症、血液、内分泌など多くの疾患に対応しており、様々な成長発達段階にある患児の受け入れを行っています。恐怖や不安な入院生活を、子供たちが安心して治療ができるように両親も含めた関わりを行っています。成人では主に糖尿病患者が入院するため、患者への疾患に対する教育や指導を中心に実施しています。

 

身につけられる看護

小児は痛みや辛さなど正確に声に出して伝えることが難しいので、観察することがとても大切になるので観察する力が特に身につきます。また、複雑な家庭環境や障害を持った児も多く、地域との連携についても学ぶことができます。内分泌内科では、糖尿病についての知識を深めることができ、糖尿病療養指導士などの資格を取ることもできます。

 

メッセージ

子どもたちが怖がらないように、白衣ではなくカラフルなデザインのユニフォームを着用したり、病棟内のさまざまなところに季節に合った飾りつけを行っています。また、クリスマス会などの季節行事も行っています。子どもの成長発達にあった看護をみんなで考え、よりよい看護ができるように頑張っており、笑顔が絶えない病棟です。

 

7A病棟(外科・消化器外科・乳腺甲状腺外科)

病棟の特徴

消化器、乳腺、甲状腺疾患を抱える患者の手術や化学療法、放射線療法を行っています。術後の早期離床を目指すと共に手術を安心して受けられるように、入院前から多職種でのカンファレンスを通して患者支援を行っています。外見的変化が生じやすく、日常生活にも影響が及ぶため心理的・社会的にも困難が生じている患者に対し、認定看護師などと協働してその人らしい生活が送れるように支援しています。

メッセージ

患者さんが安心して手術を受けられるよう、思いに寄り添った看護を行っています。手術後、患者さんのそばで元気に回復していく姿をみることが私たち看護師のやりがいにもつながっています。

 

9B病棟(循環器内科・血液リウマチ科・心臓血管外科)

病棟の特徴

呼吸器、腎臓内科、神経難病など専門領域が幅広い内科病棟です。呼吸器では肺炎や喘息、慢性閉塞性肺疾患をはじめ、肺癌による化学治療や結核などあらゆる治療を行っています。腎臓内科では内科的治療に限らず、シャント造設や自宅で人工透析を行うための腹膜透析など外科的治療も行います。他にも重症筋無力症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症などの神経難病患者への治療や看護も行います。慢性かつ難病疾患を抱える患者が、その人らしく安心した生活を送るための支援を、療養型施設や地域、訪問看護などと連携した診療体制を整えています。

身につけられる看護

心電図・術後管理など急性期における看護を身につけることができます。また、在宅療養へ移行する患者さんも多いため、医師・訪問看護師・リハビリテーションスタッフ・ソーシャルワーカーなど多職種での退院支援活動を学ぶことができます。

メッセージ

忙しい中でも、スタッフみんなで声を出して協力しあっています。患者さんが一日でも早く地域や住み慣れたご自宅に戻れるよう退院支援にも力を入れています。

 

手術室

病棟の特徴

小児から成人まで幅広い年齢層の患者を対象に、多岐にわたる診療科の外科的治療を行っています。夜間でも、緊急で手術を要する患者に迅速な対応を行います。一般的な手術以外にも、低侵襲手術であるカテーテル治療や腹腔鏡手術、臓器移植医療なども行っています。患者が安全安心な手術を受けられ、早期の術後回復を目指すために周術期を通して多職種と連携しています。

身につけられる看護

手術室に来られる患者さんは、不安でいっぱいです。手術室看護師は、そのような患者さんに少しでも安心して手術を受けてもらえるように関わっています。幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃるので、術前訪問に行く時は、入室時にその患者さんに合わせた声がけをしています。また、音楽をおかけするなどして、不安の軽減に努めています。

 

メッセージ

ひとりひとりのペースにあわせて、段階をふみながら技術の習得をすることができるような教育を心がけています。また不安や困ったことなどがあれば、いつでも相談できる先輩がいるので安心して働くことができます。