この会の目的は肝臓を専門とする基礎の病理医と臨床医が共に実地臨床において肝疾患診断に直面する諸問題を具体的に解決することです。
Working Groupですので問題点を絞り込み、問題解決の作業がありますので、closedの会として運営されています。
会員と過去のテーマは別記する如くですが、いままでの主たる成果は慢性肝炎の新分類、肝硬変における病理診断のゆらぎの問題、
日本におけるNASHの診断基準の検討です。
肝硬変の診断(ないし慢性肝炎のステージ診断)には肝臓専門とする病理医の間においてもかなりのばらつきがあることが判明しました。
NASHに関しての診断基準(ないしは診断指針)も2004(平成16)年7月8日の会議で提言しました。
また、専門化が一致してNASHと診断しえた典型的な症例の写真を当ホームページで提示しています。
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