トピックス
慢性肝炎における診断のバラツキ
NASH診断の指針
NASHの典型的な組織像
コンパニオンミーテイング(PDF)

問い合わせは
 こちらまで((at)を@に変更して下さい)
(帝京大学医学部内科学講座)

   
 
   
   
 この会は1995(平成7)年に当時、帝京大学医学部付属病院長山中正巳教授と聖マリアンナ医科大学病理の打越敏行教授が組織したものです。
山中教授の退官後は元帝京大学内科の三宅和彦教授、続いて2004(平成16)年からは元都立駒込病院の大竹寛雄消化器内科部長、その後、2018(平成30)年までは 帝京大学医学部内科(現・医療技術学部長)の滝川一教授が、現在は帝京大学医学部消化器内科の田中篤教授が代表となり、事務局は帝京大学医学部消化器内科の淺岡良成准教授が務めています。

 当初の具体的なテーマは慢性肝炎の新分類であり、当時国際分類と日本における犬山分類との違いのために肝臓専門家の間に混乱があり、 慢性肝炎の新分類が急がれていた時期であり、時宜に適したものでした。
その後、毎年原則として年2回開かれており、その討論内容、成果はレビューないし「診療と新薬」に発表しています。
尚、現在は、共催製薬会社の変更に伴い「診療と新薬」への発表はされておりません。)

 2000(平成12)年12月7日に聖マリアンナ医科大学で開かれた第11回の会においてホームページを開き、我々の間で討論され、結論が出た問題をホームページを通じて広く公開しようと事が決定され、 ここにホームページを開設しています。

 いままでの主たる成果は慢性肝炎の新分類、肝硬変における病理診断のゆらぎの問題、日本におけるfibrolamellar carcinomaの特殊性、日本におけるNASHの診断基準の検討です。
慢性肝炎の分類に 関しては線維化を4段階、炎症の活動性を3段階で分けると一応落着しましたが、具体的な診断となると肝臓専門とする病理医の間においてもかなりのばらつきがあることが判明しました。
その一端を公開しますが、どのような症例がどのような原因でばらつくのかは「新薬と診療」vol 41, 2004に掲載致しました。