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トップページ > ロボット手術
2024年6月から、当院当科でロボット支援腹腔鏡下手術を開始しました。
現在、泌尿器科では、保険診療で前立腺全摘、膀胱全摘、腎部分切除術、腎摘除術等にロボット支援腹腔鏡下手術を行っています。
当院には米国Intuitive社のda Vinci Xが入っています。
手術用ロボットには関節があり、術者の手の動きと同じ動きをロボットができるようになっているため、腹腔鏡手術と比較して、術者の手の動きを反映した操作が可能となるため、より繊細な手術が可能となります。
当院泌尿器科では、歴史的に腹腔鏡手術や内視鏡手術を含めた低侵襲治療を重点的に行ってまいりました。
この度、その豊富な経験と最新の機器を組み合わせた診療が可能となりました。
また、前立腺全摘では、通常のロボット支援腹腔鏡下前立腺摘除術のみならず、神経温存手術にも力を入れております。
前立腺周辺には勃起に関与する勃起神経が存在しますが、通常の術式ではこれら勃起神経を切断するため、術後の性機能はほぼ失われます。
比較的低リスクの患者さんや、腫瘍の位置が辺縁でない患者さんが適応となりますが、当院では神経温存手術を積極的に行っています。
詳しくは担当医にご相談ください。