胆石症の最新の治療

胆石症は,日本人人口の約8%にみられるとされる.症状は,激しい腹痛,特に,胆石発作ともいわれる差し込み様の症状を呈したり,あるいは,敗血症など重篤な感染症状を呈するものから,silent stoneといわれる無症状のものまで幅広いもがある.
最近になり腹腔鏡による新しい胆嚢摘出術が開発され,これまでになく侵襲が少なく,かつ,美容上にも患者さんにとり有意義な治療法があらわれた.また,胆嚢結石だけでなく,総胆管結石にたいしても内視鏡的な結石除去術がひろまり,これまでにない患者さんにとって“人にやさしい”治療法が確立してきた.ここでは,それらの紹介を行う.

  • 胆石の存在部位による病名(t-1)
  • 胆石症の典型的症状(t-2)
  • 急性閉塞性胆管炎(t-3)
  • 胆嚢炎,胆管炎の症状(t-4-1)
  • 胆嚢炎,胆管炎の症状(t-4-2)
  • 腹腔鏡下胆嚢摘出術の概略-1(t-5-1)
  • 閉塞性黄疸の最近の治療-1(t-6-1)
  • 閉塞性黄疸の最近の治療-2(t-6-2)
  • 閉塞性黄疸の最近の治療-3(t-6-3)
  • 閉塞性黄疸の最近の治療-4(t-6-4)