9回日本ヘルニア学会評議員会議事録

第9回日本ヘルニア学会評議員会議事録

会場:稚加栄(福岡)
日時:平成23年7月31日 17時30分〜18時30分

非役員評議員総数は73名の過半数53人の参加が確認され、会則第17条4項の規定を満たし本会は成立した。理事長の司会にて評議委員会討議に入った。

報告事項
1. 庶務報告:個人会員数は平成24年7月末時点で611名、評議員が81人に増加したことなどが報告承認された。
2. 会計報告:平成22年度の収支決算報告がなされた。収入の部で寄付金収入がなかったことと、支出の部で学術集会抄録集掲載料がなかったことが予算と決算の主な相違であるが、おおむね予算のとおりであることが報告された。次いで、小柳監事から監査結果に問題のないことが報告され、収支決算は原案の通りに承認された。
3. 各委員会報告
1) 財務委員会:特に問題のないことが報告された。
2) 評議員選考委員会:協議を要する報告のため協議事項で討議。
3) 会則委員会:協議を要する報告のため協議事項で討議。
4) 保険診療委員会:今年度の委員会が8/2に開催予定であること、発言力を持つにはさらなる会員数の増加が必要であるが、外保連への加盟申請を行うことになったことが報告された。
5) ガイドライン委員会):クリニカルクエスチョン(CQ)はほぼ出そろったこと。MINDSのガイドライン作成援助システムを活用することになったことが報告された。
6) 支部委員会:新潟ヘルニア研究会と、信州ヘルニア研究会から新たな支部承認申請があり、理事会で承認されたことが報告された。両会の代表者からも挨拶があった。
7) 学会誌委員会):(1)誌名を「日本ヘルニア学会誌」とすること、(2)会員外にも全文公開とすること、(3)投稿規定原案を理事会で検討した結果大きな問題はなく詳細の変更は委員会で行うことになったので、意見のある場合は委員会に申し出て欲しいこと、(4)学会誌委員会は学会誌編集委員会と改称のうえ活動を継続すること、(5)ISSN番号の取得、医学中央雑誌、J-stageでの諸手続きなどを経て、2012年2月には第1巻第1号発刊の予定であること、(6)UMINを利用した投稿、査読システムが完成し現在試用中であることが報告された
8) 国際委員会:学術集会第1日のシンポジウムで活動報告を行うことが報告された。

協議事項
1.会則、施行細則について:
 理事会決定事項の報告が以下の通り行われた。
1)施設会員制度の消失に伴い、関連する会則、施行細則を削除する
2)会則の「会長」「次期会長」の呼称に「学術集会」を加える
3)名誉会長、名誉会員の就任に伴い、会則にそれぞれの会議参加権、発言権、議決権(参加発言権はあるが議決権はない)などを明記する
4)評議員増加に伴い、施行細則の評議員選考基準(立候補資格)を変更する
会則、施行細則の変更は異議なく承認、確認された。
2. 役員の交代:理事会で決定された新理事長、新理事、新監事名簿、各理事の担当部署が提示され、異議なく承認された。
3. 評議員選考について:8人の立候補があり、1人は締め切り時間の関係で、もう1人は論文業績の点で再年度に再検討となったが、残り6人は審査の結果、資格に問題ないことが確認され、全理事一致で全員を新評議員に選出したことが報告された。
4. 新支部申請について:報告事項参照。
5. 次期会長、次々期会長について:次期会長に決定している朝日大学の山本剛史先生が、震災で理事会開催が遅れたことにより評議員定年規則に抵触するのだが、極めて特殊な状況下であり問題とはしないことを確認した。山本次期会長から、第10回学会を2012年4月27(金)-28(土)日に「ウィンクあいち」で開催する予定であることが報告された。次々期会長は公募の結果、東北支部世話人で東北労災病院の徳村弘実先生が立候補し、理事会討議の結果次々期会長に選任されたことが報告、異議なく承認された、徳村先生から受諾の挨拶があった。
6. 次年度予算について:平成22年1月〜12月の予算案が提示された。本会の学会誌刊行にともない学会抄録掲載費がなくなったが、そのかわり学会誌発行準備費300,000円の予算を計上したことなどが説明され、特に異議なく承認された。
7. 各委員会活動について:次年度将来構想委員会を創設する方向であることが報告された。
8. その他:会則委員長から、将来社団法人化する可能性を考え、最高議決機関の決定、役員の資格剥奪規定、理事長に事故があった場合の代行順位など、法人化に必要な条項を今後検討していくことが追加報告された。