「ヘルニア診療のガイドライン」(仮称)作成

新しい進捗状況: 聖路加国際病院の嶋田先生を初めとする先生がたの御尽力により、2012年1月末の時点で160項目あまりのCQ原案が完成、委員の代表者会議を経て、現在各委員にnetで案を公開しております。 アンケート調査などを通していよいよCQが最終決定します。

「各委員会の活動」ページでも触れましたが、重要な項目ですので進行状況等を公表します。

1. ガイドラインの基本構成 :

 以下に示すような、章別のクリニカルクエスチョン(CQ)形式を基本とします。ただし、委員会内では各章をさらに細かく分類して検討しています。各章の内容重複などの問題もあり、章の名称などはかなり変更されることもあります。

Ⅰ.成人
  
1. 手術の適応
2. 術前診断(術前検査を含む)
3. 分類
4. 危険因子と予防
5. 手術法
6. 術前抗菌薬投与
7. メッシュの材質
8. 麻酔法
9. 術後処置と指導
10. 合併症の予防と治療
11. 日帰り手術
12. 医療費              

Ⅱ.小児


2. 委員名簿

池田正仁、伊藤 契、稲葉 毅、今津浩喜、上村佳央、江口 徹、大坪毅人、岡本正吾、冲永功太、小田 斉、勝本富士夫、川辺昭浩、
川村英伸、木村泰三、来見良誠、小山 勇、坂本昌義、柵
信太郎、執行友成、重光祐治、嶋田 元、鈴木憲次、諏訪勝仁、宋 圭男、
内藤 稔、中嶋 昭、中林幸夫、蜂須賀丈博、早川哲史、古田一徳、堀 孝史、三澤健之、宮崎恭介、村井隆三、吉田和彦、和田英俊、
和田則仁、渡部和巨、土岐 彰、長江逸郎、諸冨嘉樹、嵩原裕夫、遠藤昌夫 (順不同、敬称略)

 委員は本会会則に則り、理事会で選出させていただいています。本会評議員の先生方を中心とした構成ですが、本ガイドラインは小児外科学会や内視鏡外科学会の分野とも重複があるので、適宜御協力をいただいています。ほとんどの委員は複数の章を担当しています。今後も委員の追加を行う場合もあります。

3. 進捗状況

 11/23日に委員会を開催、あらかじめ各委員から提案されたCQ原案をに基づいて作成された具体的なCQ案が討議されました。2011年早々にはCQ案を決定し、可能ならば2012年の学術集会時点での完成を目指して作業を進めています。