日本ヘルニア学会会則

会則ならびに施行細則は
平成23年7月31日 に一部改訂(改訂箇所は朱書してあります)

第1章 名称
第1条 本会は、日本ヘルニア学会
(Japanese Hernia Society)と称する。

第2章 目的および事業
第2条 本会は、腹部のヘルニア(以下ヘルニア)に関する研究の進歩発展と普及、会員相互の連絡と親睦、ならびに国際的交流を図ることを目的とする。
第3条  本会は、前条の目的を達成するためにつぎの事業を行う。
  1. 年1回の学術集会の開催
  2. 機関誌、および図書等の刊行
  3. ヘルニアに関連した事項の調査および研究
  4. 内外の関係団体との協力活動
  5. 本会の目的を達成するために必要なその他の事項
第4条 本会の事務局を当分の間帝京大学医学部外科におく 。

第3章 会員
第5条  会員は、本会の目的に賛同し、ヘルニアに関する診療、研究、看護あるいは事業等に従事している者で、下記のいずれかに該当し、第6条に定める手続きを完了した者とする。
 1. 正会員:医師および医学研究
者、ならびに特に入会を認められた者
 2. 準会員:臨床工学技士、看護師、薬剤師など
 3. 賛助会員:本会への賛助を目的とした個人または団体
 4. 名誉会長:理事長を務め、顕著な功績のあった者
 5. 名誉会員:原則として理事、監事ある
いは学術集会会長を務め、顕著な功績のあった者
 6. 特別会員:原則として評議員であった者で、特別な功績のあった者
第6条  本会に入会しようとする者は,当該年度の会費を添えて理事長宛に本会事務局に申し込むものとする。
第7条  会員は、つぎの理由によってその資格を喪失する。
 1. 退会
 2. 会費の滞納(連続2年以上)
 3. 死亡
 4. 除名
第8条 本会を退会しようとする者は、その旨を理事長宛に本会事務局に届け出なければならない。
第9条  本会の名誉を傷つけ、または本会の目的に反する行為のあった会員は、理事会および評議員会の議決によって除名することができる。
第10条 名誉会長、名誉会員、および特別会員は、理事会において推薦する

第4章 役員および評議員 
第11条 本会には次の役員をおく。
  理事長  1名
  理事   若干名
  
学術集会(以下会長)   1名
  
学術集会(以下次期会長) 1名
  監事   2名
第12条(選任)
1. 役員は理事会において定め、評議委員会の承認を得るものとする。
2. 理事および監事は評議員の中から選任する。
3. 会長および次期会長は評議員の中から選任する。
4. 理事長は理事の中から選任する。
第13条(職務)
1. 理事長は、本会を代表し、本会の会務を統括し、理事会、評議員会を招集する。
2. 理事は理事会を組織し、会則に従い本会の運営に関する実務を分担する。
3. 会長は、学術集会を主宰する。
4. 次期会長は
、会長を補佐し、次年度の会長になる者とする。
5. 評議員は、評議員会を組織し本会運営上必要な事項について審議する。
6. 監事は、本会の会計およびその他会務の執行を監査する。             
第14条(評議員)
1. 評議員は、満66歳未満の正会員の中より、理事会の議をへて理事長が委嘱する。
2. 評議員の任期は3年とし再任を妨げない。ただし連続してやむを得ない理由なく2回評議員会を欠席した者は再任しない。
第15条(任期)                      
1. 理事長、理事、評議員および監事の任期は3年とする。ただし再任を妨げない。 
2. 会長の任期は、前期学術集会修了の翌日から今期学術集会修了の日までの1年とする。    
3. 補充または増員によって選任された役員の任期は、前任者の残任期間とする                                             

第5章 会議
第16条(理事会)
1.理事会は理事長が招集し、議長は理事長とする。監事、会長および次期会長は理事会に出席し意見を述べることができる。
2.理事の二分の一以上から会議の目的を示して請求があったときは、理事長は30日以内に理事会を招集しなければならない。
3. 理事会は理事の三分の二以上の出席がなければ開会することはできない。
4. 理事会の議事は出席
理事の過半数をもって決定し、賛否同数の場合は議長の決するところによる。
5. 名誉会長は理事会に出席し意見を述べることができる。
第17条(評議員会)
1. 評議員会は、年一回以上理事会が招集
し、議長は理事長とする。
2. 役員を除く評議員の二分の一以上、または監事から目的を示して臨時評議員会開催の請求があったときは、理事長はすみやかにその可否を理事会に諮らなくてはならない。
3. 理事長は理事会の議により臨時評議員会を招集する。
4. 評議員会は、役員を除く評議員の二分の一以上が出席しなければ開会することはできない。
5. やむを得ない理由のため出席できない評議員は、書面にて評決を委任することができる。
6. 評議員会の議事は役員を除く出席評議員の過半数をもって決する。
7. 名誉会長、名誉会員、特別会員は評議員会に出席し意見を述べることができる。
第18条(総会)
1. 総会は、賛助会員を除く会員をもって構成する。
2. 総会は年次学術集会の際に理事長が招集する 。
3. 総会の議長は会長とする。

第6章 委員会
1. 本会はその業務を行うために必要とする委員会をおくことができる。
2. 委員長は担当理事とする。
3. 委員は理事会の議を経て理事長が委嘱する。

第7章 学術集会
 学術集会は毎年一回、会長が開催する

第8章 会計
 本会会員は別に定める年会費を納める。ただし、名誉会長、名誉会員、特別会員は会費の納入を必要としない。
第19条 本会の会計年度は、毎年1月1日から12月31日までとする
第20条 本会の事業計画および収支予算は、年度開始前に理事会の決議により定める。事業計画および収支予算は、評議員会の承認を得なければならない。
第21条 本会の事業報告および収支決算は理事会が作成し、監事の監査を経た後、評議員会の承認を得なければならない。

第9章 会則の変更および解散
第22条 本会則は、理事会において三分の二以上の理事による決議、および評議員会の承認を得て変更することができる。
第23条 本会は、理事会において四分の三以上の理事の決議、および評議員会の承認を得たときに解散する。

第10章 附則
1. 本会則は平成20年4月13日から施行する。
2. 本会の運営を円滑に行うため、日本ヘルニア研究会(以下当研究会)の日本ヘルニア学会(以下本会)への移行期においては第14条にかかわらず、当研究会の代表世話人は本会の理事長に、当研究会の常任世話人は本会の理事に、当研究会の幹事は本会の監事に、当研究会の世話人は本会の評議員とする。
3. 本会則は平成23年7月31日に一部改訂した。



日本ヘルニア学会会則施行細則

I. 年会費 本会会員の年会費は次の通りとする。
 1. 正会員     年額    5,000円(ただし卒後2年間の初期研修医の期間は2,000円とする)
 2. 準会員     年額    2,000円
 3. 賛助会員    年額一口  50,000円

II. 評議員選考に関する細則 評議員選考の対象となる者は、次の全ての資格を有するものとする。
 1. 評議員となる時点で卒業後10年以上である。
 2. 評議員2名の推薦を得ている
 3. ヘルニアの手術に過去3年間で100件以上以上
術者あるいは指導的助手として関与している
 4. ヘルニアに関する論文を筆頭著者として
医学系全国誌に2編以上発表している。

5.本会(日本ヘルニア研究会を含む)においてヘルニアに関する発表を筆頭
   演者として2回以上行っている。
 6.5年以上本会(日本ヘルニア研究会を含む)の会員である。
 7.上記条件を充たさないが、施設の代表者として理事会が特に推薦する会員


Ⅲ.委員会            担当理事(正副委員長)          顧問
 1.財務委員会            
稲葉 毅(正)            松本純夫
 2.評議員選考委員会         
江口 徹(正)
 3.会則委員会            小西敏郎(正),
内藤 稔(副)
 4.保険診療委員会          
加納宣康(正)           木村泰三
 5.ガイドライン委員会        
信太郎(正), 蜂須賀丈博(副)   冲永功太
 6.支部委員会            中嶋 昭(正),
渡部和巨(副)
 7.学会誌委員会           
小山 勇(正)
 8.国際委員会            
吉田和彦(正)            坂本昌義
 9.学術
·用語委員会          早川哲史(正)


IV. 支部会に関する細則
 1. 本学会の目的達成に寄与し、原則として地域的団体とする。
 2. 支部となることを希望する申し出があった場合には、理事会の議を経て日本ヘルニア学会支部と称することができる。
 3. 各支部の名称は、各支部の希望によりサブタイトルを用いることができるが、理事会の承認を要する。
 4. 原則として各支部の会員は本学会の会員になるものとする。
 5. 支部長は各支部内で選任し、理事会へ届け出る。

V. 附則
本細則は平成20年4月13日から施行する。
本細則は理事会の議を経て改訂できる。
本細則は平成21年4月11日に一部改訂した。

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