部門・担当医紹介
病理部
 帝京大学ちば総合医療センターは1986年に「帝京大学医学部附属市原病院」として開院し、開院20周年を迎えた2006年を期に病院名を改称しました。病理部は開院当初より開設され、病理組織診断、術中迅速病理診断、剖検、細胞診断などの実践的な業務、及び臨床科との症例検討会などを主たる業務とし、2014年からは病理診療科を標榜しております。
 集学的治療の実践を目指す今日の医療システムでは、臨床医療チームの一員としての病理部の役割が年々重要になっており、それに対応して病理診断の質的向上も求められています。また、病理部には先端的な臨床医学に応用可能な基礎的病理学研究の成果、及びこれらをベースとした医学教育の充実も求められています。当教室は診療教育研究の3つの理念を基調とし、活力ある病理診断研究部門を目指すべく微力ながら努力していく所存です。

担当医
石田 康生
教授 石田 康生
出身大学弘前大学 昭和53年卒 医学博士
専門分野人体病理学・免疫学
専門医等日本病理学会専門医
日本臨床細胞学会専門医
日本病理学会専門医・研修指導医
山﨑 一人
教授 山﨑 一人
出身大学千葉大学 平成元年卒 医学博士
専門分野人体病理学
専門医等日本病理学会専門医
日本臨床細胞学会専門医
日本内科学会専門医
日本病理学会専門医・研修指導医
山田 正俊
講師 山田 正俊
出身大学弘前大学 平成12年卒
専門分野人体病理学
日本病理学会専門医
専門医等日本臨床細胞学会専門医
日本病理学会専門医研修指導医

~2015年度~
診療実績

病理細胞検体
 組織診総数:4,871件
 電子顕微鏡:289件
 細胞診総数:8,887件
 部検:10例

教育について
院内症例検討会
 剖検CPC:4回
 外科カンファランス:7回
 婦人科・放射線科カンファランス:11回
 脳神経外科・放射線科カンファランス:7回
 泌尿器カンファランス:8回
 腎臓内科カンファランス:12回
 計:50回
医学部講義
 病理総論講義:5講
 病理各論(臓器別):6講

研究について
  • 論文(英文)
  • 1.Defects in regulatory T cells due to CD28 deficiency induce a qualitative change of allogeneic immune response in chronic graft-versus-host disease.
    J Immunol 2015 194(9):4162-74
  • 2.A distinctive myoepithelial hamartoma of the pancreas histologically confirmed in the mother of a previously reported patient.
    Pancreatology 2016 16(3):464-468
  • 3.Histologic features after surgery associating liver partition and portal vein ligation for staged hepatectomy versus those after hepatectomy with portal vein embolization.
    Surgery 2016 159(5): 1289-1298
  • 4.MicroRNA expression signature of castration-resistant prostate cancer: the microRNA-221/222 cluster functions as a tumour suppressor and disease progression marker.
    British Journal of Cancer 2015 113(3):1055-1065
  • 5.Sphingosine-1-phosphate receptor 1 as a prognostic biomarker and therapeutic target for patients with primary testicular diffuse large B-cell lymphoma.
    British Journal of Haematology 2016 [Epub ahead]
  • 6.Detection of germinoma cells in the cerebrospinal fluid with Oct4 immunocytochemistry: a case report.
    Cytopathology 2016 [Epub ahead]
  • 7.Rhabdoid Glioblastoma: Touch imprint cytology clearly demonstrates globular cytoplasmic inclusions.
    Diagnostic Cytopathology 2016 44(6): 556-558
  • 8.Primary uterine diffuse large B-cell lymphoma involving the urinary bladder with urinary cytology mimicking carcinomas; a case report.
    Journal of Cytology. 2015 32(3):181-183
  • 9.Evaluation of the Human Papillomavirus mRNA Test for the detection of cervical lesions in Japan.
    European Journal of Gynaecological Oncology 2015 36(2): 193-196
  • 10.Quantitative nucleic features are effective for discrimination of intraductal proliferative lesions of the breast.
    Journal of Pathology Informatics 2016 Jan 29;7:1. doi: 10.4103/2153-3539.175380
  • 論文(和文)
  • 1.自然消退後に血管内浸潤し再発したCD5陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の一例
    臨床皮膚科 2015 69:521-526
  • 2. 広範囲な硬化局面を呈した皮膚原発アポクリン腺癌の一例
    臨床皮膚科 2015 68:889-904
  • 3.子宮頸部擦過細胞診に SurePath 法の導入がもたらす影響―従来法との比較検討―
    日本臨床細胞学会雑誌 2015 54:1-7
  • 4.新しい直接作用薬3EPと推定原因物質TCDDの子宮内膜・内膜症培養系への応用から類推される子宮内膜症の発症機序と病態
    日本エンドメトリオーシス学会会誌 2015 35: 90-95
  • 5.センチネルリンパ節に転移を認めた下腿エクリン汗孔癌の一例
    臨床皮膚科 2015 68:974-978
  • 学会発表
  • 1.石田康生、山﨑一人:非興奮細胞のIKCaチャネルの生理・病理機能
    第104回日本病理学会総会(名古屋)
  • 2.山﨑一人、木全淳一郎、石田康生:中枢神経・精巣原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫におけるMYD88/CD79B遺伝子の変異
    第104回日本病理学会総会(名古屋)
  • 3.山田正俊:核形態測定に基づく乳管内増殖病変診断補助の試み
    第104回日本病理学会総会(名古屋)
  • 4.松嵜理:癌取扱い規約にそった組織像と細胞像
    第56回日本臨床細胞学会春期大会(鳥取)
  • 5.小山芳徳、松嵜理、安達純世、渡邉孝子、豊永安洋、山本善也、師岡恭之、常世田岬、山﨑一人、石田康生:腎盂・尿管・膀胱癌取扱い規約にそった組織像と細胞像―泌尿器 細胞学的立場から―
    第56回日本臨床細胞学会春期大会(鳥取)
  • 6.渡邉孝子、小山芳徳、安達純世、豊永安洋、山本善也、師岡恭之、常世田岬、山﨑一人、梁善三、石田康生:腹水細胞診におけるPAX8免疫染色の有用性の検討
    第56回日本臨床細胞学会春期大会(鳥取)
  • 7.豊永安洋、山﨑一人、小山芳徳、安達純世、渡邉孝子、山本善也、師岡恭之、常世田岬、石田康生:膀胱尿路上皮癌においてhTERT遺伝子プロモーター領域の変異は高頻度である
    第56回日本臨床細胞学会春期大会(鳥取)
  • 8.山本善也、小山芳徳、安達純世、若原孝子、豊永安洋、師岡恭之、常世田岬、子安貴良、山田正俊、山崎一人、石田康生:迅速診断細胞診で胃癌転移との鑑別を要した肥胖細胞主体の膠芽腫の一例
    第54回日本臨床細胞学会秋期大会(名古屋)
  • 9.師岡恭之、小山芳徳、安達純世、若原孝子、豊永安洋、山本善也、常世田岬、子安貴良、山田正俊、山﨑一人、石田康生:脳脊髄液中に出現した鞍上部原発Germinomaの一例
    第54回日本臨床細胞学会秋期大会(名古屋)
  • 10.渡邉瞳、西野武夫、江澤瑞穂、佐々木徹、山田正俊、山﨑一人、石田康生:高度なアポクリン化生を伴う浸潤性小葉癌の細胞像
    第54回日本臨床細胞学会秋期大会(名古屋)
  • 11.小山芳徳、安達純世、渡邉孝子、豊永安洋、山本善也、師岡恭之、常世田岬、山﨑一人、松嵜理、石田康生:当センターにおけるBD SurePath法導入におけるLBCの運用と応用
    第29回関東細胞学会学術集会(栃木)
  • 12.小山芳徳、安達純世、渡邉孝子、豊永安洋、山本善也、師岡恭之、常世田岬、山﨑一人、松嵜理、石田康生:尿細胞診と遺伝子
    第19回神奈川県細胞検査士会学術研修会(神奈川)

研究中のテーマ
  • 各種症例の組織学的、分子生物学的解析:婦人科・泌尿器腫瘍の解析
  • ヒト十二指腸癌・膵癌に特異的な細胞周期調節、増殖シグナルの解析
  • ヒトおよびマウス細胞の活性化機構の解析。In vitro 系、生化学的・生理学的・分子生物学的解析
  • 腎がんの予後因子の同定と解析
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