募集要項および出願書類
- 2021年度学生募集要項: PDF
- 2021年度入学のために必要な出願書類:
・ 研究計画書: PDF
・ 志望理由書: PDF
・ 受験承諾書: PDF
・ 長期履修申請書: PDF
・ 業績一覧: PDF
※PDFファイル上で直接ご入力いただけます。
※博士後期課程(DrPH)と専門職学位課程(MPH)のどちらにも利用できます。
DrPH学生の活動
2020年11月18日 Training in Pediatric Anesthesia in Japan: how should we come along?
博士後期課程3年目の小原さんによる Editorial "Training in Pediatric Anesthesia in Japan: how should we come along?" が、日本麻酔科学会の英文機関誌Journal of Anesthesiaに掲載されました。
約半年前まで、統計学とは無縁な生活を送ってきたわたしにとってSASを、統計学を、英語で、e-Learningで学ぶことはちょっとした冒険でした。始めることを躊躇していたわたしの背中を押してくれたのは、根本先生からの「基礎生物統計学」が未消化な方のおさらいによい、という言葉です。いわゆる“統計の講義“であるIntroduction to Statistical Concepts は内容が初心者に優しく、かつ画像が見やすくて、ちょっと感動してしまいました。統計学の授業やSASのプログラミングには、英語が多用されているため、英語で学び直すことは頭の中の整理に役立ちました。わからなくて焦ることもありましたが、根本先生や同級生たちに助けてもらい、どうにか難局を乗りきることができました。データハンドリングのプログラミングの部分までは行き着かずハーフマラソンになってしまいましたが、いい汗かけて、頭の運動になりました。結果、後期も応用生物統計学を受講することを決断し、わたしの冒険は今後も続きます。(重松)
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私はデータハンドリングのためのプログラミングの講義を主に受講しました。ほとんど経験がないため、ゆっくり進めてSAS Programming 1: EssentialsとSAS Programming 2: Data Manipulation Techniquesを終え、研究で使えるテクニックを学ぶことができました。RやPythonなど他の言語の経験がある方は、もっとテンポ良く進められるのではないでしょうか。
SPSSやExcelのようなクリックで操作できるGUI(Graphical User Interface)形式のソフトウェアと比べると、初学者にはとても高い壁を感じるのがコードを記述するCUI(Character User Interface)です。しかし、一度書いてしまえば同じプログラムを修飾して使い回すことができる点、途中で中断しても,どの作業まで終わらせたのかすぐにわかるようにできる点は大きな魅力だと思います。GUIが大きな特徴のExcelも効率化を目指すと結局CUIであるVBAに触れざるを得ない点からも、同じ操作の繰り返しや作業の中断などは圧倒的にCUIの方が便利であろうと今回の勉強会を通じて改めて実感しました。
募集要項および出願書類
- 2021年度学生募集要項: PDF
- 2021年度入学のために必要な出願書類:
・ 研究計画書: PDF
・ 志望理由書: PDF
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※博士後期課程(DrPH)と専門職学位課程(MPH)のどちらにも利用できます。
災害が起こると医療だけではなく、人々の健康をまもるための取り組みである【公衆衛生(Public Health)】も非常に重要となります。阪神・淡路大震災以降、災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team :DMAT)を含む緊急医療支援体制は改善しましたが、災害時の避難所における公衆衛生面の改善は大幅に遅れています。
2020年6月14日
DrPH2年生 平井岳大さんが、公衆衛生学研究科 松浦正明 教授、および、根本明日香 講師の指導の下、がん研究会有明病院 乳腺センター・乳腺内科 部長 伊藤良則 先生(現:化学療法部 部長)との共著で執筆した論文が、権威ある医学雑誌であるBreast Cancer Research and Treatmentへ掲載されました。
論文:
Hirai, T., Nemoto, A., Ito, Y., Matsuura, M. Meta-analyses on progression-free survival as a surrogate endpoint for overall survival in triple-negative breast cancer. Breast Cancer Res Treat 181, 189-198 (2020). https://doi.org/10.1007/s10549-020-05615-4
Strong et al., Child Health Accountability Tracking-extending child health measurement. Lancet Child & Adolescent Health. 4(4): 259-261, 2020 (Apr) [More information]
また、この諮問グループに関係して、新たな論文がLancet Global Healthに掲載されました。
堀内さんは、シンクタンクグループのメンバーとして特にchild healthの部分の執筆にかかわりました。
母子への保健サービスは、サービスを利用している人の割合だけでなく、サービスの質も見るべきことを指摘しています。
Marsh et al., Effective coverage measurement in maternal, newborn, child, and adolescent health and nutrition: progress, future prospects, and implications for quality health systems. Lancet Global Health. 8(5): e730-e736, 2020 (May) [More Information]
Asada et al., Relationship between serum calcium or phosphate levels and mortality stratified by parathyroid hormone level: an analysis from the MBD-5D study. Clinical and Experimental Nephrology, in press [More information]
桑原講師が都内の新型コロナウイルス感染症の発生状況と産業保健の役割についてまとめた論文を国立国際医療研究センターの発行するGlobal Health & Medicineに寄稿しました。同誌では新型コロナウイルスの特集号が組まれています。一部、論文要旨が日本語で公開されています。また、共著者として2020年1月から3月にかけて中国の児童において身体活動量が減少し、画面を見ている時間が顕著に増加したことを報告し、日本運動疫学会からの感染に注意した上で身体活動を維持するための声明(4月20日公表)作成にも関わりました(6月25日運動疫学研究掲載)。
2020年3月23日
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、地域活動が自粛されたことによる高齢者の孤立の問題と、平時からの対策の必要性などについて国内の地域の声に基づき、桑原講師、MPH1年生 黒田さん、福田教授・研究科長らが指摘したレターがTravel Medicine and Infectious Disease誌に掲載されました。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7270647/