帝京国際サマースクール

帝京大学は2016年に創立50周年を迎え、教育方針である国際性・実学・開放性をもとに教養と実行力を兼ね備えた人材を育成し、社会に貢献すべく進んで参りました。

公衆衛生分野では分野横断的で困難な課題が多くなる中で、専門職大学院(School of Public Health: SPH)として社会を変えうる人材育成を目指してきました。

この国際サマースクールは、帝京大学大学院公衆衛生学研究科(SPH)が推進するコンピテンシー基盤型教育の一環として、20年来提携してきたハーバード大学と共に培った教育方法を活かして実施します。講義は海外の学生が日本の最先端の状況などを学べるよう、世界の帝京大学学術提携校と連携し、英語を主なコミュニケーション言語として行われます。

ヘルスケア領域においては多職種の円滑な連携が重要です。組織内における人々の行動や態度などについての体系的な学問である組織行動学の基礎を通じて、ヘルスケア・マネジメントの基礎公衆衛生領域におけるリーダーシップに関する講義を行います。

また、世界共通の課題となっているユニバーサル・ヘルス・カバレッジについて、日本におけるこれまでの達成状況と今後も進展する少子高齢化社会の中で医療制度を維持するための取り組みについて、政策担当者等による講義と、東京都内におけるフィールド学習を通じて見学や地元の担当者からの声を聴く機会を設けます。公衆衛生上の重要課題であるヘルスケア・マネジメントやユニバーサル・ヘルス・カバレッジに関心を持たれる多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

2020年度は新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら検討を続けておりましたが、開催が叶いませんでした。2021年度は内部のみで開催しました。2022年度も新型コロナウイルス感染症の流行状況を鑑みて、開催を中止しました。何卒ご理解のほど、お願いいたします。

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