2018.11.21
データ分析のリーディングカンパニーであるSAS社と連携して推進する、実用的なデータサイエンスのスキル認定プログラムについてプレスリリースが出されました。
2017月3月以来、帝京大学大学院公衆衛生学研究科とSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)が本研究科修了生のうち通算16名に対して認定を行ってきた SAS Joint Certificate in Biostatistics について、2018年11月20日にSASよりプレスリリースが行われました。
SASは、滋賀大学、帝京大学、東京理科大学、同志社大学とMoU(覚書)を締結し、大学とSASとで共同でデータサイエンス・スキル認定プログラムを推進しています。本プログラムは、大学とSASが指定した、実習を含むデータサイエンス関連の講義を学生が受講し、一定数の単位を取得した学生に認定を与えるものです。これにより、企業や組織は、客観的で実用的な認定資格に基づいて学生のデータサイエンス・スキルを評価することが可能になり、アナリティクス人材の需給ギャップの解消に貢献すると同時に、学生の学習意欲向上を支援すると期待できます。
本研究科の Certificate in Biostatistics では、生物統計学を中心とした疫学・医学データ分析の専門家の育成をめざしています。このリリースには、本研究科の山岡和枝教授のコメント「統計解析の信頼性が重要視される医学・疫学の現場では、世界標準として受け入れられ、プロシージャが多く様々な応用に利用できるSASの認定は評価されると思われます。」が掲載されました。