帝京大学大学院公衆衛生学研究科


こちらの公衆衛生学研究科オリジナルサイトでは研究科のイベントなどの最新情報をSPHメンバーが発信しています。
帝京SPHは2011年度に開校して以来、人々の健康を守るプロフェッショナルの教育で日本や世界をリードするため常に挑戦し続けてきました。世界標準レベルの教育にとどまらず、問題解決アプローチコンピテンシー基盤型教育、公衆衛生主要5分野を体系的に学ぶ教育、この3つを重視し教職員・学生一丸で活動を進めます。

2019年度入学のための試験からrolling admission方式を採用し、通年で学生を募集しており、現在、2021年度入学者を募集しています。入学説明会は7月分は終了しましたが、12月5日(土)に開催を予定しています。受験や入学後、修了後のことなどについての相談は順次受け付けています。厚生労働省による授業料の補助等についても記載していますので、詳しくは入学試験ページをご覧ください。

2大国際学術交流イベントのうちの1つである帝京国際サマースクール(第3回)は盛況のうちに2019年7月に終了しました。また、2020年1月に第9回ハーバード特別講義も盛況にうちに終了しました。2020年度の企画は新型コロナウイルスの流行状況を見ながらお知らせさせていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

informationお知らせ


  • MPH在学生の寄稿

    2020年9月17日
    知っているようで本当は奥が深い病気:肺炎 Part 1

    新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染症についての関心が高まっています。
    同時に、様々なメディアで肺炎という言葉を聞く機会が増えたのではないでしょうか。
    この肺炎。
    よく聞く言葉ながら、あまりよく知られていないのではないかな、と思います。

    これから何回かに分け肺炎について、また、予防できる可能性がある肺炎をご紹介したいと思います。
    肺炎は新型コロナウイルスが引き起こす肺炎だけ、ではありません。
    また肺炎はここ数年日本人の死因の3位から5位を推移しており、
    特に高齢者に多い病気でもあります。
    この機会に、肺炎について一緒に考えてみませんか?


    まず肺炎とは?

    肺に炎症が起こる病気のことを指します。
    この炎症は細菌やウイルスによって起こります。
    健康な状態であれば、のどでブロックできますが、
    体力が落ちているときや、免疫が下がっているときは、この細菌やウイルスが肺まで到達し、炎症を起こします。
    これが、肺炎となります。

    特に高齢者の方に多いのが「誤嚥性肺炎」であり、一度は耳にした方もいらっしゃるかもしれません。
    誤嚥性肺炎は食べ物や唾液の誤嚥に引き続いて発症する肺炎のことです。
    この肺炎はある一定の年齢(60代ごろ)を境に急激に増え、以降増え続けます。
    これは、のどの機能の低下、嚥下反射の低下が原因とされています。

    「誤嚥性肺炎」は予防できる可能性がある肺炎の一つだといわれています。

    次回から、「誤嚥性肺炎」について、また、他の予防できる肺炎について、お伝えしていきたいと思います。

    MPH1年 今井

    引用文献
    1) 三鬼達人. 【速習! 今さら聞けない 誤嚥&誤嚥性肺炎】誤嚥性肺炎とは―わが国における肺炎と誤嚥性肺炎の現状. リハビリナース. 11(1): 82-83, 2018
    2) 健康長寿ネット. 嚥下性肺疾患とは. https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/engeseihaishikkan/about.html
    3) 厚生労働省. 平成30年度人口動態月報年計(概数)の概況.


  • 研究科の業績

    2020年9月8日
    2020年度の業績ページと2019年度の業績ページを更新しました。

  • MPH在学生の活動

    2020年8月6日
    SPH修了生 石倉恭子さん、杉本九実さん(ともにMPH第9期修了生)が、本学医療技術学部看護学科の「衛生管理学」で講義をしました。

    それぞれ、「健康診断実施と事後措置・保健指導」および「メンタルヘルス対策における衛生管理者の役割」というテーマで、これまでの保健師・衛生管理者としての経験やSPHでの学びを活かした内容でした。

    写真:杉本さんによる授業の1シーン


  • 2021年度MPH・DrPH入学者募集

    2020年7月27日
    2021年度SPH入学のための出願書類を公開しました

    2021年度SPH学生募集要項を出願に必要な書類と合わせて、当ウェブサイトにも掲載しました。時期が遅くなってしまい、申し訳ございません。

    各種ファイルは下記からご利用いただけます。

    募集要項および出願書類
    - 2021年度学生募集要項: PDF
    - 2021年度入学のために必要な出願書類:
    ・ 研究計画書: PDF
    ・ 志望理由書: PDF
    ・ 受験承諾書: PDF
    ・ 長期履修申請書: PDF
    ・ 業績一覧: PDF
    ※PDFファイル上で直接ご入力いただけます。
    ※博士後期課程(DrPH)と専門職学位課程(MPH)のどちらにも利用できます。

    分野を問わず、人々の健康、命、安全のために現状をより良い方向に変えていきたい思いを持った方々の積極的なご応募をお待ち申し上げております。


    新調したSPHパンフレット(約16MB)もぜひご覧ください。





  • DrPH在学生の寄稿(SPH地域保健学の授業より)

    2020年7月23日
    ポジティブ・デビアンス(ポジ・デビ)を探そう

    「解決策は隠れている ー いつもと違うレンズで地域保健問題を考えてみよう」

    「地域保健における行動変容とポジティブ・デビアンス」と題された講義で、栄養不良対策ネットワークの渡辺鋼市郎代表は、こう学生に呼びかけました。ポジティブ・デビアンス(ポジデビ)を知っていると答えた学生は、5分の1程度でしたが、ブレーンストーミング・セッションやグループ演習を経てポジデビのエッセンスを学ぶことができました。

    ポジデビとは、地域や組織において特別なリソースを持たずに、他の人たちとは違った行動や方法により、上手に問題を解決している個人やグループを発見し、彼らの行動や方法を普及することで、問題解決をするアプローチです。
    これは、問題点(欠如)を発見し、外部からの支援によりそのニーズを満たそうとする課題解決型アプローチとは対照的です。ポジデビ・アプローチでは、すでに地域・組織内にある解決方法を活用することで人々の行動変容を促すため、問題解決型アプローチでしばしば課題とされる持続性の確保にも有効であることは、講義で紹介された事例からも明らかです。

    講義では、渡辺代表が、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SSCJ)の初代ベトナム代表として、米国セーブ・ザ・チルドレンとの協働によって実施した「子どもの栄養改善事業」がポジデビ・アプローチの一例として紹介されました。
    学生たちは、ポジデビ・アプローチの具体的な流れー
    「問題の特定」(ステップ1)、「ポジデビの子供と家庭の存在を知る」(ステップ2)、「ポジデビ行動の発見と分析」(ステップ3)、「分析結果に基づく活動計画と実施」(ステップ4)、「地域によるモニタリング・評価」(ステップ5)を学びました。

    私が事例から得た主な気づきは3つあります。
    一つめは、「量的調査により収集したデータを統計的にみた時、組織・社会を変容させるための鍵は、平均値や中央値ではなく、分布曲線の端にあること」、
    そして、「端っこに属する人々によるユニークで工夫された行動をありのままに描き出すために、熟練した調査者による各種の質的調査を実施することが大切である」ということ、
    さらに、「援助する側のマインドセット・チェンジの必要性」です。
    ポジデビを普及する側が普及対象に抱きがちなバイアス「貧しい人たちにはできないだろう」を取り除き、地域のリーダーと対話を重ねることで、リーダーが問題解決への意思を持つことをファシリテートしていくことの重要性です。

    今回紹介された事例は途上国を対象としたものでしたが、ポジデビ・アプローチの対象は私たちの身近にあります。例えば、ブレーンストーミング・セッションにおいて、一つのグループが発見したポジデビ例として、コロナ渦において多くの業者が経営難に直面する中、在宅勤務用のスペースとして個室を貸し出すカラオケ店や、タクシー会社との協力により弁当の宅配に活路を見いだした飲食店などが挙げられました。

    あなたの身近にも、特別なスキルや予算を持っていないのに、成果を上げている人はいませんか?その人のちょっと変わった行動こそがポジ・デビであり、問題の解決に繋がるかもしれません。あなたもポジデビを探してみてはいかがでしょうか。

    後期博士課程2年 喜多桂子


    (写真1)グループ演習



    (写真2)グループ演習の結果発表



  • MPH在学生の寄稿

    2020年7月23日
    7月24日はセルフメディケーションの日。

    身近な薬として痛み止めがありますが、たくさん種類があり、個人にあった薬を使うためには正しく理解することが大切です。

    MPH1年生 響谷学さん(薬剤師)に痛み止めについての注意事項やよくある質問に関する記事を寄稿してもらいました。
    当該記事はこちら

  • MPH在学生の活動

    2020年7月21日
    在学生 寺田 周平さんの研究が助成対象に選ばれました。

    MPH1年生 寺田 周平さん(産婦人科医)が金城謙太郎教授の指導のもと、課題研究として取り組んでいる研究が一般財団法人 財団せせらぎの2020年度研究助成対象に選ばれました。おめでとうございます!

    【せせらぎ大賞】
    課題名:新型コロナウイルス感染症流行下で、産後早期の女性のうけるソーシャルサポートと産後うつ病に関する横断的調査

    一般財団法人 財団せせらぎウェブサイトはこちら

  • SPH学生の活動紹介記事

    2020年7月21日
    災害時の避難所におけるPublic Health

    はじめに、この度の九州・西日本地域での「令和2年7月豪雨」で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今なお大変な思いをされている被災者の皆様にお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈り致します。

    災害が起こると医療だけではなく、人々の健康をまもるための取り組みである【公衆衛生(Public Health)】も非常に重要となります。阪神・淡路大震災以降、災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team :DMAT)を含む緊急医療支援体制は改善しましたが、災害時の避難所における公衆衛生面の改善は大幅に遅れています。

    私(坪井基浩)は2019年10月の台風19号に伴う災害時に、日本赤十字社医療救護班の医師として被災地の避難所を巡回し支援活動を行いました。救護班は医師、看護師、事務から構成される「医療チーム」ですが、診療だけではなく、避難所環境など公衆衛生面の改善も重要な役割のひとつでした。例えば、現在は新型コロナウイルスが脅威となっていますが、東日本大震災では避難所でのインフルエンザや胃腸炎などの感染症流行がみられ、感染症対策は必須でした。また、避難所のトイレが使いにくく、避難されている方が飲水を控える傾向があることに重ね、災害自体だけではなく避難生活のストレスが重なることで心血管疾患や脳血管疾患のリスクが増えます。そのためトイレへのアクセス改善やストレス軽減のためのエアマットなどの安眠グッズの取り寄せも迅速に行いました。他にも、避難所の居住環境、ライフライン、食事、必要物資などその他さまざまな事項について避難所の運営自治体と問題点を検討し、改善策を考え、災害対策本部に報告します。しかし、災害時の混乱の中ではすぐに解決できない公衆衛生の問題が多々あります。例えば、
    ・日本の避難所で温かい食事が手に入るのはいつでしょうか。
    ・簡易トイレは車椅子で使用できるでしょうか。
    ・コロナ禍で雑魚寝から解放され段ボールベッドが活用されようとしていますが段ボールベッドは万能でしょうか。
    ・新型コロナウイルスを避けて知人宅など分散避難している避難者にいつ支援が届くのでしょうか。
    ・通信手段が断たれた時、高齢者や障害者は孤立しないでしょうか。
    このように少し例を挙げただけでも、災害時の公衆衛生はいまだ改善の余地が大いにあります。

    ただ過去の災害では避難所で中学生が率先してラジオ体操を毎朝行って、1日の生活リズムを作ろうと取り組んだ例や、今回の「令和2年7月豪雨」では被災者の衣服の洗濯のための移動式無料ランドリーサービス車もいち早く登場した例があります。ATMが搭載されている移動式郵便局車も登場し、当面のお金を避難所に居ながら入手できるようになったところもあります。こうした被災した人たちへのきめ細かなサービスに気づくことも公衆衛生分野の重要な役割ではないでしょうか。避難所では「災害という厳しく辛い経験をした人たちにこれ以上辛い思いをさせない」観点からの支援をさらに広げていく必要があります。

    MPH1年生 坪井 基浩・准教授 崎坂 香屋子

    (写真1)坪井医師の避難所での診察風景



    (写真2)東日本大震災時の岩手県陸前高田市高田第一中学校避難所:中学生がはじめた毎朝のラジオ体操(2011年4月1日、陸前高田被災地語り部 くぎこ屋提供)



    (写真3)2018年7月の西日本豪雨の避難所:ダンボールベッドとカーテンができた避難所(岡山県真備町、避難所・避難生活学会 水谷嘉浩氏提供)



  • 開催御礼:SPH現地&オンライン入学説明会

    2020年7月18日
    本日、無事に帝京大学大学院公衆衛生学研究科の入学説明会を現地とオンラインで開催することができました。
    ご参加くださった皆様には改めて御礼申し上げます。途中、音響や進行などでうまくいかず、申し訳ございませんでした。

    健康に関わる現場や組織、社会の諸問題を解決していきたいと考えている皆様のご入学をお待ちしております。

    SPH教職員一同

    PS
    本日現地でお配りした、新調したパンフレットと募集要項のPDF版は、週明け以降をめどにダウンロードできる形にしたいと思っております。※パンフレット、募集要項と出願に必要な種類は7月27日に公開しました。

  • 第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会

    2020年7月18日
    ヘルスコミュニケーションの最新事情がわかる学術集会がこの9月26日〜27日(土・日)にオンライン開催されます。
    石川ひろの教授が大会長です。

    新型コロナウイルス感染症のリスクコミュニケーションもテーマとして取り上げるそうです。
    事前参加登録期間は9月19日までです。ぜひお早めに参加登録ください。

    詳しくは大会ウェブサイトへ



  • メディア報道

    2020年7月11日
    公衆衛生学研究科の学生と教員がNHK「ニュースウォッチ9」の特集に登場しました。

    2020年7月10日(金)に放送されたNHK「ニュースウォッチ9」の特集に、帝京大学公衆衛生学研究科の学生と教員が登場しました。

    今回は、本年3月に本学と東京都北区で締結した「新型コロナウイルス感染症等発生時における東京都北区保健所の業務継続支援に関する協定」に基づいた支援活動への取り組みが紹介されました。

    NHKの下記記事でも紹介されています(ページ内動画1分45秒ごろから登場)。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200711/k10012509651000.html

    "さらに今、最も戦力となっているのが大学からの支援です。現在は北区の近くにキャンパスがある帝京大学に依頼し、感染者のデータ分析を手伝ってもらっています。"

    "保健所内に専用の部屋が設けられ、公衆衛生を学ぶ大学院生と教員ら4人が毎日、患者の発生届などのデータを入力します。感染者がどの年代に多いのか、患者が発症してからPCR検査を受けるまでに平均でどれくらいかかっているのかなどを分析。現状を把握し、保健所が対策を検討するうえでの重要な資料となっているほか、保健師の負担の軽減にもつながっています。"

    "帝京大学公衆衛生大学院の井上まり子准教授は「保健所の職員は患者への対応で手いっぱいで、統計的な分析まで手が回らないと思います。今の状況をデータで見える化して役に立てれば」と話します。"


    番組紹介
    ■放送番組:NHK総合テレビジョン「ニュースウォッチ9」
    ■放送日時:2020年7月10日(金)21:00〜22:00
    ■放送内容:特集「コロナ第二波に備えて保健所は?」内の一部で紹介されました。

    本協定の詳細はこちら

  • SPH学生、修了生の活動

    2020年7月11日
    SPH修了生、学生がボランティアで厚生労働省クラスター対策班のために集積したデータをもとにした論文が米国科学誌に掲載されました。

    SPH修了生 千島佳也子さん(MPH第7期修了生)、池田奈緒美さん(MPH第8期修了生)、在学生 石田佐知さん(DrPH2年)、吉松芙美さん(MPH2年)らがボランティアメンバーの一員として厚生労働省クラスター対策班のために集積していたデータをもとにした論文がCDC(米国疾病予防管理センター)の発行する「Emerging Infectious Diseases」に掲載されました。

    同論文では、日本国内における新型コロナウイルス感染症のクラスター発生事例がまとめられてあり、謝辞に千島さんらの氏名が記されています。

    同論文はこちら

  • 研究紹介

    2020年7月11日
    DrPH2年生 平井岳大さんに、乳がんの治療効果指標をメタ分析の手法をベースに検証した研究成果について紹介してもらいました。

    詳しくはこちら


  • 2020年7月以前の新着ニュースこちら

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