2019.09.26
米国公衆衛生大学院プログラム校協会(American Schools and Programs of Public Health)によるアジア地域初の国際会議「21世紀の公衆衛生教育に関する国際会議」が台湾の国立台湾大学にて開催されました。
9月24日の会議冒頭では、元国立台湾大学公衆衛生大学院長で疫学者の陳 建仁台湾副総統の基調講演がありました。当日は、米国やアジアをはじめ、豪州や欧州からも参加があり、各国の公衆衛生教育者らによる報告と議論が行われました。
帝京SPHからは、福田吉治研究科長が日本の公衆衛生教育に関するメインシンポジウムに登壇し、日本の公衆衛生教育の歴史と現状を発表し、タイと米国の演者と共にパネルディスカッションで意見を交わしました。そのほか、井上まり子准教授が日本のMaster of Public Health(MPH)教育に関する発表を行いました。中田善規教授が学術提携校との連携強化に関する懇談を行いました。
期間中は、米国をはじめ、アジアや豪州、そして日本の各大学とも交流を深めることができました。今回の成果は、今後の帝京SPHでの教育や研究につなげていきたいと思います。
詳細:
http://coph.ntu.edu.tw/web/message/message.jsp?cp_no=CP1568154508326&lang=en