2021.04.01
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帝京SPH10周年にあたり
研究科長 福田吉治
今年度、帝京大学大学院公衆衛生学研究科(帝京SPH)は10周年を迎えます。これまでの修了・卒業生は150人、2021年度の学生数は60人を超え、帝京SPHもすっかり大所帯になりました。
新型コロナウイルスのパンデミックで、公衆衛生が社会から大きく注目をされ、期待もされています。しかしながら、公衆衛生が、そして、帝京SPHを含めた公衆衛生専門職の教育機関が、その注目や期待に応えているか少し自信が持てないところがあります。アフター/ウィズコロナの時代、さまざまな健康危機が予想される将来、あるいは、プリペアドネスが必要な平常時において、公衆衛生が、そして、帝京SPHがどのような役割を果たすのか、役割を果たせるようにどう変化していくかが問われる1年になるように思います。
10周年といっても、特に大騒ぎするわけではなく、粛々と例年通りのことを行い、着々と前進していきたいというのが個人的な想いです。ということで、10周年のコピーは“Challenge and Change for Next Decades”。これから先を見据えて、さらなる挑戦と変化をしていきます。1年間、しっかり、がんばりましょう!