保健政策・医療管理学

保健政策・医療管理学とは、集団の健康を守るための政策を特定し、実施すること、特に社会的に最も弱い立場にある人々に影響を与える予防・治療のための医療サービスへのアクセス、資金調達、組織、提供を改善するための戦略を開発すること、そして最も差し迫った医学的・精神的健康問題に対処するための医療システムの有効性と効率性を高めるための戦略を特定することを研究する学問です。

 

本分野で行っていること

主に実践的な活動を行います。

  • 医療の効率性・生産性に関する研究
  • 親子保健、学校保健: 日本の乳幼児死亡率低下要因の検証研究、子どもの権利条約関連研究
  • 国際保健:人間の安全保障(Human Security)の地域保健への適用等
  • 感染症:ワクチン政策、麻疹対策の地域戦略研究等
  • Global Health, SDGs/MDGsおよびPrimary Health Care(プライマリ・ヘルスケア)に関する理論研究
  • 開発途上国の災害対策、水と衛生、熱帯性疾患及び地域保健に関するフィールド研究
  • 紛争被害者、災害被災者、難民・移民の精神保健に関する研究
  • 自殺総合対策に関する調査研究
  • 大規模災害の復興に関する支援および研究
  • 日本及び開発途上国の地域包括ケアとICT(情報技術)活用に関する研究

進捗中のプロジェクト

  • 地方職員共済組合 保健事業の評価と医療費分析
  • 日本の乳幼児死亡率等改善の歴史を活用した国際保健教材の開発
  • 大規模災害後の災害弱者の孤立化防止の為の避難フェーズ別効果的介入モデルの開発

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