産業環境保健学

産業環境保健学とは、職場や環境による人間の健康への影響に関する研究分野です。有害物質を扱う職場や職場の安全の課題、技術革新や産業構造変化に伴う作業形態や雇用の多様化による心身への影響を明らかにすることが具体的な課題です。また、持続可能な都市やフードシステム、気候変動の緩和などの問題について、基礎となる科学や政策を探求します。

本分野で行っていること

主に実践的な活動を行います。

  • 産業看護職の存在意義に関する研究
  • 企業規模による健康格差に関する研究
  • 労働者の健康や職場要因と生産性に関する研究
  • 労働衛生保護具に関する研究(選択と使用、呼吸用保護具のフィットネス等)
  • 化学物質の生態影響に関する研究
  • 小規模事業場のメンタルヘルス対策に関する研究

 

進捗中のプロジェクト
  • ナッジと行動経済学を応用した健康づくりプログラムの実装研究
  • ヘルスサービス社会実装事業 企業協同のコラボヘルスモデル構築
  • クラウドワーカーの健康管理に関する基礎研究:新しい就業形態と健康の実態解明
  • 「新型コロナウイルス感染症等発生時における東京都北区保健所の業務継続のための支援等に関する協定書」に基づく東京都北区新型コロナウイルス対策支援

PageTop