ハーバード特別講義

ハーバード特別講義とは

帝京大学は、1993年のハーバード大学との学術提携以来、学生・教員の交流、国際共同シンポジウム等を通じて、わが国の公衆衛生学の発展に寄与してきました。本講義は、帝京大学が推進するコンピテンシー基盤型教育の一環として行っています。2012年1月、ハーバード大学より各分野で世界的に活躍する教授陣5名をお招きして第1回を開講しました。その後は学術提携校であるケンブリッジ大学からPeter Baxter先生、ダラム大学からDavid Hunter先生、オックスフォード大学からMartin Burton先生 (英国コクランセンター理事) を招聘しています。さらに、疫学の世界的権威であるKenneth Rothman先生を迎えての講義もありました。2017年に開催した第6回特別講義では、国内外より延べ300名近い受講生が参加し、2019年に開催された第8回特別講義では延べ350名近い参加者が参加しており、貴重な国際交流の場となっています。

特別講義では疫学、生物統計学のみならず、社会行動疫学、保健行政管理学、環境産業保健学といった公衆衛生を学ぶうえで必須となる5領域を網羅する授業をおこなっており、帝京大学の学生や教職員だけでなく、海外をはじめ学外の方々にも広く受講の機会を提供しています。各分野の海外最新事情や最先端の知識に触れる絶好の機会となっており、参加者の経歴・専門領域・国籍も例年多彩で、授業では小グループに分かれてインタラクティブな討論をしますが、さまざまな立場からの意見が交わされるなど活発な学びの場を提供しています。

国内にいながら海外の一流大学教員による8コマ分の生の授業に参加する機会はなかなかありません。公衆衛生上の諸課題に日々取り組まれる多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 

受講形態

各講義にフルに参加できる受講形態として、学んだ内容の理解度・定着度を測るための試験が最終日にあり、合格すると公式に履修単位が認定される「科目等履修生」、試験や単位認定はない「聴講生」枠があり、どちらも実力を試す良い機会になることが期待されます。例年、アジアを中心とした海外をはじめ、学外からも様々な立場、出身地の方がご参加されています。
 好評につき、科目別に聴講したい講義に1日まで参加できる「1日体験受講生」枠を特別講義2017から設けています。

受講日数 試験・単位認定
科目等履修生 すべて
聴講生 すべて
1日体験受講生 1日

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