診療科・担当医紹介
小児科
●患者さん・ご家族の方へ
 当院は昭和61年の開院以来、市原市及び近隣の市町、医療圏である長生・夷隅地区の地域小児医療の中心的な役割を果たしてまいりました。近年には市原市・市原市医師会のご協力も得て、千葉ろうさい病院、千葉県循環器病センターとともに小児二次救急の輪番制を施行し、より充実した小児医療の提供のため努力しております。
 当院に限ったことではありませんが、小児科外来を受診される患者さんの多くがいわゆる「かぜ症候群」をはじめとする感染症です。そのため、午前中の外来を「一般外来」として、どちらかといえば感染症などの急性疾患を中心とした患者さんのための外来を行っています。
 午後は「専門外来」あるいは「特殊外来」として、特に感染症に弱い患者さんの治療、乳児健診、予防接種などにあてております。もちろん容態が急に変わった場合などではこの限りではありませんので、ご連絡をください。
 土曜日の外来は完全予約制としておりましたが、平成29年度は平成27年度以前のように予約名なしでも受け付ける体制といたしました。ただ、平日より人員の少ない状況での診療となりますので、急な容態の変化の時以外はできるだけ平日の診療を受けるようにお願いいたします。
 時間外(救急外来)は前述のとおり、千葉ろうさい病院、千葉県循環器病センターとともに小児二次救急の輪番制を行っておりますので、それに従って輪番病院を受診していただくことになります。
 小児科の受診に紹介状は必須ではありませんが、他院ですでに診療を受けられている場合には、診療内容のわかるもの(紹介状・処方内容・検査結果など)があると助かります。
 入院が必要となった場合、原則として小児病棟(5B病棟)に入院いただいております。入院患者さんの多くは喘息、肺炎、尿路感染症などの呼吸器系疾患あるいは感染症の患者さんであり、近隣の開業の先生方からのご紹介も多数受け入れさせていただいております。さらに、より専門的な医療を必要とする白血病などの血液疾患、小児糖尿病などの内分泌疾患、てんかんなどの神髄疾患、細菌性髄膜炎や脳炎などの重傷感染症などに対しそれぞれの専門医を中心に積極的に診療させていただいております。ご家族の付き添いにつきましては、ご家族の事情などに配慮し、できるだけご希望にそうようにしてまいりますので、ご相談ください。

●小児科医師の皆様へ
 当院は、ほぼ常時小児科常勤医師を募集しております。初期研修を終えて小児科医となることを目指していらっしゃる方、小児科専門医・学位の取得を目指していらっしゃる方、専門医資格や学位など取得済みで腰を落ち着けて小児医療をやっていきたい方、などそれぞれのニーズに合わせたやり方を提供あるいは提案させていただきます。科長(太田)までご気軽にご相談ください。
担当医
太田 節雄
教授 太田 節雄
出身大学群馬大学 昭和59年卒 医学博士
専門分野小児科一般
小児血液腫瘍
専門医等日本小児科学会専門医
日本血液学会認定医・指導医
小児血液がん専門医・指導医
骨髄移植推進財団調整医師
感染制御医(ICD)
日本がん治療認定医機構暫定教育医
南谷 幹史
病院教授 南谷 幹史
出身大学千葉大学 平成元年卒 医学博士
専門分野小児科一般
小児内分泌学
甲状腺疾患
骨カルシウム代謝疾患
専門医等日本小児科学会専門医
日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医
日本甲状腺学会専門医
成長科学協会軟骨異栄養症専門委員
成長科学協会地区委員
助手 山下 喜晴
出身大学琉球大学 平成19年卒
専門分野小児科一般
小児血液
小児がん
助手 石井 崇浩
出身大学千葉大学 平成21年卒
専門分野小児科一般
小児内分泌
専門医等日本小児科学会専門医
助手 古賀 沙織
出身大学日本大学 平成25年卒
専門分野小児科一般
後期研修医 小泉 歩
出身大学帝京大学 平成27年卒

~2015年度~
診療実績

入院患者総数:727名

教育について
学生教育
 医学部実習:BSLちばマイナー実習、BSC小児科実習
 医学部講義:4年生2コマ(太田、南谷)、6年生1コマ(太田)
 PBLチュートリアルのための医学教育FDメンバー(南谷)

研究について
  • 研究
  • 日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)、東京小児がん研究グループ(TCCSG)、小児再生不良性貧血治療研究会などのメンバーとして、白血病その他の悪性腫瘍疾患、血液疾患の研究を行う。すでに倫理審査いただき承認された、各プロトコール治療研究などに積極的に登録、参加し、日本全体における白血病、リンパ腫などの標準治療の確立に協力する。
  • 成長決定遺伝子の検討、バセドウ病難治例の浸潤リンパ球を用いた遺伝子発現の検討、中枢性先天性甲状腺機能低下症の責任遺伝子の検討、骨形成不全症のビスフォスフォネート治療の効果の検討などの計画を進めていく。東日本大震災小児甲状腺疾患診療プロジェクトチームメンバーとして、千葉県内の避難児の甲状腺検査に協力。
  • その他、細菌性髄膜炎・敗血症などの小児感染症の研究も継続する。また、貴重な症例の経験や累積から一般小児科に関する臨床的研究も行う。
  • 論文、著書、学会発表
  • Ishii T. Minamitani K. et al: Guidelines for diagnosis and treatment of 21-hydroxylase deficiency (2014 revision). Clin Pediatr Endocrinol
  • Nagasaki K. Minamitani K. et al: Guidelines for Mass Screening of Congenital Hypothyroidism (2014 revision). Clin Pediatr Endocrinol
  • Keino D. Ota S. et al: Residual disease detected by multidimensional flow cytometry shows prognostic significance in childhood acute myeloid leukemia with intermediate cytogenetics and negative FLT3-ITD. Int J Hematol
  • 南谷幹史:【疾患からみる画像診断の進め方・読み方】内分泌疾患 甲状腺 小児科診療
  • 南谷幹史:【小児疾患診療のための病態生理2-改訂第5版-】 IV内分泌 疾患 15慢性甲状腺炎 小児内科
  • 林真由美、青木孝浩他:冠動脈瘤を合併した若年性骨髄単球性白血病例 日本小血会誌
  • 南谷幹史:今日の治療指針第16版 第7章内分泌疾患-甲状腺機能亢進症- 医学書院
  • 太田節雄:小児血液・腫瘍学 第I部総論 第4章支持療法 5感染予防と治療 c深在性真菌症 診断と治療社
  • 太田節雄:小児白血病・リンパ腫診療ガイドライン2016年版 7章支持療法 CQ3深在性真菌症の診断法は何か CQ4深在性真菌症の標準的治療は何か 金原出版
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