診療科・担当医紹介
耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科は主に「耳(みみ)・鼻(はな)・喉(のど)・および頸部」の疾患に対して診察・治療を行います。当科の特色は、①耳科領域における専門性の高い治療、②痙攣性発声障害・吃音などの音声言語治療、③睡眠時無呼吸症に対する検査・治療、です。

1. 耳科領域における専門性の高い治療
真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎などの中耳疾患に対して、日本耳科学会認定耳科手術暫定指導医が高いレベルの手術療法を提供しています。また、急性期顔面神経麻痺に対する顔面神経減荷術、および難聴のお子様・成人患者様に対する人工内耳や埋め込み型骨導補聴器にも積極的に取り組んでいます。内耳性難聴などの聴覚障害をお持ちの方に対しては、専門医と言語聴覚士が診療にあたっております。さらに補聴外来を開設しており、補聴器相談医が補聴器の相談も承っております。

2. 痙攣性発声障害・吃音などの音声治療
音声・言語外来、吃音相談外来を開設しており、発声障害や吃音などの音声・言語障害で悩む多くの患者様に対して、専門性の高い担当医と言語聴覚士が連携して治療にあたっております。特に痙攣性発声障害に対するボツリヌストキシン注射療法は国内では当科にて1993年初めて開始された歴史があり、現在に至るまで400名以上の方に資格を持った医師を中心に治療を行っております。その他の喉頭疾患(声帯ポリープ、声帯麻痺など)に対する手術治療(喉頭微細手術、音声改善手術、声帯内注入術)も行っております。

3. 睡眠時無呼吸症に対する検査・治療
睡眠時無呼吸症(OSA)のお子様・成人患者様のご紹介も多く、日本睡眠学会認定医が診療を統括しております。一泊入院終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査を、専門性の高い検査技師と共に実施しております。また薬物睡眠下内視鏡検査(DISE)を麻酔科の全面協力のもと積極的に行っており、持続気道陽圧呼吸療法(CPAP)不適応の患者様、閉塞部位が不明なお子様などに対して検査を承っております。OSAに対する手術療法は厳密に適応を絞って行っています。CPAPについては、地域のクリニックの先生方と連携の上で管理を行っています。

また、上記以外の耳鼻咽喉科の疾患についても医療の質や専門性の高い診療と治療を行っております。急性扁桃炎や扁桃周囲膿瘍に対する治療や、突発性難聴に対する全身および鼓室内ステロイド投与、顔面神経麻痺に対する全身ステロイド投与や顔面神経減荷術も行っております。慢性副鼻腔炎に対しては、内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)による手術治療や、最新の治療法である生物学的製剤の注射療法も提案しております。アレルギー性鼻炎についても鼻粘膜へのレーザー治療だけでなく、アレルゲン免疫療法として舌下免疫療法や抗体製剤の注射療法など幅広い治療を行っております。
さらに甲状腺や唾液腺等に発生した頭頸部腫瘍に対する外科手術についても安全で確実な治療を提供しております。頭頸部悪性腫瘍に対しては近隣地域のがん専門病院や千葉大学、東京医科歯科大学の先生方とも連携して治療にあたっております。

耳鼻咽喉科のご病気でお悩みの際には是非当科へご相談下さい。担当医が患者様お一人お一人に寄り添いながら診療いたします。

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担当医
鈴木 雅明
教授 鈴木 雅明
出身大学 東北大学 平成元年卒 医学博士
専門分野 耳科学
鼻科学
睡眠学
専門医等 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会指導医
日本耳科学会認定耳科手術暫定指導医
日本睡眠学会認定医
日本気管食道科学会認定医
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
助教 本庄 需
出身大学 山梨大学 平成23年卒 医学博士
専門分野 喉頭科学(音声・嚥下)、神経耳科学(平衡)、
頭頸部外科学
専門医等 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本気管食道科学会専門医
助手 小谷 亮祐
出身大学 帝京大学 平成23年卒
専門分野 耳鼻咽喉科学一般
助手 細萱 理花
出身大学 帝京大学 平成26年卒
専門分野 耳鼻咽喉科一般、音声・言語
専門医等 日本耳鼻咽喉科学会専門医
客員講師 千葉 恭久
出身大学 帝京大学 昭和59年卒
専門分野 甲状腺
神経耳科学
専門医等 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
助手 河合 優一
出身大学 帝京大学 平成29年卒
専門分野 耳鼻咽喉科学一般

非常勤講師 西村 洋一
出身大学 藤田医科大学 平成7年卒
専門分野 鼻科学、頭頸部腫瘍、睡眠時無呼吸
専門医等 日本耳鼻咽喉科学会専門医

~2019年度~
診療実績

手術件数
 鼓室形成術・アブミ骨手術・顔面神経減荷術:70件
 鼻・副鼻腔内視鏡手術:50件
 咽頭・喉頭手術:60件
 頭頸部手術:35件

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