診療科・担当医紹介
内科(甲状腺)
 内科の臨床研究部門です。日常臨床は内分泌・糖尿病の診療と遺伝カウンセリングを行っています。研究は遺伝子変異の担体として病人をとらえ、Bed sideとLab. Benchの連携を心がけています。たとえば遺伝子変異やホルモン異常と疾患との関係を明らかにするため、遺伝子改変動物を作出し、疾患モデル動物での病態解明と治療法の開発を行ってきました。また、抗原(ペプチドやタンパク)のみならず自己抗体などを従来法と比較して1000倍以上の超高感度測定法を独自に開発し、その臨床応用をおこなっています。

 専門外来は、下記のとおりです。

  • ◆甲状腺外来:月曜日(午後)、火曜日、水曜日、木曜日(午後)、土曜日(午前)
  • バセドウ病や橋本氏病の診断と治療(131-I治療やチラーヂンの補償など)
  • 甲状腺腫瘤の診断(甲状腺超音波、吸引細胞診、甲状腺シンチグラフィ)と最適な治療指針の呈示
  • 甲状腺癌の術後管理(131-I大量投与、甲状腺ホルモン補償、副甲状腺機能低下症の治療など)
  • 良性再発性甲状腺嚢胞へのエタノール注入(PEIT)
  • 平成25年度の甲状腺疾患実数:1,644名
  • 平成25年度の甲状腺エコー:823件
  • 平成25年度の甲状腺穿刺吸引細胞診:239件

  • ◆間脳・下垂体外来:月曜日の午後。脳外科(松野彰教授)と連携
  • 頭蓋咽頭腫、胚細胞腫などの視床下部疾患の術前・術後の内分泌管理
  • 先端巨大症、クッシング病やプロラクチン産生腺腫などの機能性、下垂体腺腫の診断と薬物治療(サンドスタチンやカバサール)
  • 先天性や後天性(手術後など)の下垂体機能低下症のホルモン補償(チラーヂン、コートリル、デスモプレッシン点鼻、成長ホルモン、男性ホルモンや女性ホルモンなど)

  • ◆遺伝医学・カウンセリング外来:水曜日午後(予約制)。看護部、心理と福祉部門と連携
  • 家族性腫瘍(多発性内分泌腺腫症など)や稀少な疾患などの遺伝性疾患の診療とカウンセリング

  • ◆糖尿病外来:水曜日の午前。内分泌代謝内科と連携

担当医
片上 秀喜
部長・准教授
片上 秀喜
出身大学神戸大学 昭和51年卒 医学博士
専門分野内分泌・代謝(視床下部・下垂体・甲状腺・副腎・性腺と糖尿病)
臨床遺伝医学
専門医等日本内科学会認定医・指導医
日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医
日本甲状腺学会専門医
日本人類遺伝学会臨床遺伝医学専門医
活動ReaD
伴 良行
講師 伴 良行
出身大学昭和大学 平成6年卒 医学博士
専門分野甲状腺
糖尿病
専門医等日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本内分泌学会専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本甲状腺学会専門医
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